コバルトブルーのパンフレット―杉原爽香三十七歳の夏 (光文社文庫)

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  • 光文社
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レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334748371

感想・レビュー・書評

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  • カルチャースクールの再建に関わって、トーク番組で人気司会者の息子、ビル清掃係の息子、と問題児ばかりの揃い踏み。

    だらしない登場人物ばかりの、タメ息しか出てこないような結末。それでも読むのをやめられないのが、赤川作品。

    シリーズ23作目。タイトルの「○○色のなんとか」で、はじめて色の名前がカタカナになってしまいました。ネタ切れだったんでしょうか。

    (2010/10/26)

  • 中高生の頃に読み漁っていた著者の作品も最近は縁遠くなっているが、本作は連作というころもあり何となく今でも読んでいる。著者のサービス精神なのか、過去の登場人物がちょこちょこと再登場するので、最近は群像劇風になってきており、物語の中心になる事件が薄くなっている感じもある。それでも、登場人物のそれぞれはキャラが立っているし、時事に合わせたテーマを少しずつ取り込んで行く巧さはあり、軽く読めることもあって年1回の再会を楽しむ分には差し支えない。

  • 前回の終わりと繋がってた。
    すっきりしてスタートしたが、最後がまた気になる終わり方。
    ーーー
    カルチャースクールの再建を任された爽香は、トーク番組の司会で人気の高須雄太郎に講師を依頼。このとき爽香はビル清掃係の笠木京子と係りを持つ。彼女の息子、達人が交際相手を殺害。そのとき親子が取った行動とは!? 高須、笠木、そして爽香の兄ーー。問題を抱えたそれぞれの家庭の行く末は……。主人公・杉原爽香が読者とともに年齢を重ねる大人気シリーズ!

  • いろんな母親の種類があるな~と思いました。事情は分からないですが、子供を捨てて男と暮らす母、子供を守る為に罪を重ねる母、命懸けで子供を産みシングルマザーになる事を決意した母。いろんな母親が登場します。今回も殺人事件に巻き込まれる爽香ですが、巻を増す事に貫禄が出てきてます。殺人を犯した人を雰囲気で察する能力もついてます笑。話の中ではさらっと終わりますが、立石(父)が変態すぎて、衝撃でした。

  • ほぼ同世代の爽香ちゃんの成長をおうように読み始めて、早20年超・・・。それにしても周りに問題が多すぎて、それが積もり積もってえらいことになってますね。ここまでけなげに元気に過ごしていると、無理しないで、ほんとにどこかで息抜きしてね!って言いたくなります。
    今回も例のごとく、問題が発生。そしてまたみんなが爽香ちゃんにお願いしにくるあたり、水戸黄門的な定型バージョンなんんですが、だんだんいいかげんにしろっていいたくなってきました。
    とはいえ、ここまで読んできたので、最後まで付き合いたいと思います。

  • この作品はドロドロの2時間ドラマ。
    殺人者の息子を一生懸命にかばうのは分かりますが。。。

  • 爽香シリーズ第23作、杉原爽香三十七歳の夏。カルチャースクールの再建を任された爽香は、トーク番組の司会で人気の高須雄太郎に講師を依頼。このとき爽香はビル清掃係の笠木京子と係りを持つ。彼女の息子、達人が交際相手を殺害。そのとき親子が取った行動とは?高須、笠木、そして爽香の兄…。問題を抱えたそれぞれの家庭の行く末は…。爽香の兄がだらしなく爽香のお荷物となり、うんざりする巻。資料:(初出 『女性自身』 2009年9月8日号~2010年8月31日号)

  • シリーズものと気づかずに読んでしまい、登場人物が多くて話がわかりにくかった(笑)主人公を中心に、めまぐるしい展開が繰り広げられてて、なんだか忙しい小説でした!謎解きというより、第三者の視点で話をみるという感じだったので、個人的にはちょっと物足りなさも感じてしまいました。

  • 主人公「杉原爽香」が毎年1歳ずつ年を重ねていくシリーズ。
    今年で23冊目。毎年、この時期を楽しみに読んでいます

    始まりは爽香15歳。私は中学生の頃から読んでいます。
    もう23年にもなるんですね~
    この小説が出るたびに、また私も1つ歳を重ねたんだな~、としみじみ感じています。

    37歳になった今年も、いつも通りパワフルな爽香
    爽香の回りにあまりにいろいろなことが同時に起こり過ぎで、最近はちょっとマンネリな感じもするけど、小説の一節にあるように、


    「杉原さんとお話しすると、それまで悲観してたのが、何だかうまく行くような気がして来るんです、って。本当に、今、私もそんな気がして来ました」


    だから、私もずっと読んでるんです



    もう一つの特徴は、タイトルがすべて色の名前になってるんです。
    色のお勉強にもなりますし、赤川作品はどれも読みやすいので、おススメですヨ

  • 爽香シリーズは何度見ても楽しめる面白さ!仕事を一生懸命しつつ家族も大切にしてる所尊敬し、私も頑張ろうと思える。

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著者プロフィール

赤川 次郎(あかがわ じろう)
1948年、福岡県生まれ。76年『幽霊列車』でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。以後続々とベストセラーを刊行。
代表作「三毛猫ホームズ」シリーズ、「天使と悪魔」シリーズ、「鼠」シリーズ、『ふたり』『怪談人恋坂』『幽霊の径』『記念写真』他、著書多数。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞受賞、16年、『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。
執筆作は500作を超え、累計発行部数は3億を突破。メディア化された作品も数え切れない。

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