薩摩スチューデント、西へ (光文社時代小説文庫)

著者 : 林望
  • 光文社 (2010年12月9日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (554ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334748937

薩摩スチューデント、西へ (光文社時代小説文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 2010年12月20日、初、並、帯無
    2015年10月16日白子BF

  • 何より好感を持ったのは、よく調べられている感じが伝わってきたのと、出来るだけ留学生全員にスポットを当てようとしている所でした、留学に前向きな人も、君命だからとあまり気のりしない人がいるのも面白かった。

    旅行中の細やかな描写は、まるで自分が船に乗っているような気分になり読むのが楽しかったです、留学生の一人である五代友厚も魅力的。
    五代ー小松ラインで留学計画が決定されたというのも知らなかったので勉強になりました。
    日本ー英国への旅費が高い(;'∀')現代だとクィーンエリザベスで世界旅行するような金額でしょうか?

  • 2015.1.18読了
    やっと読み終えた!こんなに自分の知らない日本語が存在するのかって言うくらいに、林望先生は日本語を巧みに使いこなしている。
    鹿児島で見たショートストーリーの原作。歴史に忠実に書かれているのだろうが、各人物の描写がうまい。難しい言葉が多いけど、頑張って読み切れた。満足。強いて言えば、解散した後の様子がもっと具体的に、小説っぽく書いてあると嬉しかったかなぁ。
    それよりも鹿児島、ふるさと維新館のムービー内容がこの原作をうまくまとめているのにびっくり。すごいクオリティの高さだった。

  •  時は幕末、まだ鎖国の禁が解けていない1865年、薩摩藩から15人の青年(最年少は13歳)と使節4人の計19人が藩命を受け、イギリスに向かった。生麦事件に端を発した薩英戦争に破れ、海外列強の実力をまざまざと思い知った薩摩藩が、新しい時代を担う若者を育てるべく、密かに送り出したのだ。19人の中には初代文部大臣・森有礼や東京開成学校(東京大学の前身)の初代校長・畠山義成らの姿もあった。
    香港、上海、シンガポール、ボンベイ、セイロンなどに立ち寄りつつ、一行はイギリスへ向かう。初めて海外の風物や西洋文明に出会った彼らの新鮮な衝撃、感動、日本の将来に思いを馳せる姿が活き活きと描かれ、読者の胸を熱くする。シャーベットやアイスクリームを初めて口にしたときの描写も楽しい。
    遠い昔の日本人が初めて接した海外をどう思ったかを、旅先で想像するのも興味深い。

  • 幕末期、イギリスに派遣される薩摩藩の若者たち。だんだん、視野が広がる様子がわかる

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