美女と竹林 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 4063
レビュー : 409
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334748951

作品紹介・あらすじ

「これからは竹林の時代であるな!」閃いた登美彦氏は、京都の西、桂へと向かった。実家で竹林を所有する職場の先輩、鍵屋さんを訪ねるのだ。荒れはてた竹林の手入れを取っ掛かりに、目指すは竹林成金!MBC(モリミ・バンブー・カンパニー)のカリスマ経営者となり、自家用セグウェイで琵琶湖を一周…。はてしなく拡がる妄想を、著者独特の文体で綴った一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 「何を言ってるんだこの人は。愛しいな」
    と思える作品でした。

  • ぐだぐだと話は進み、あまりの展開の少なさに眠くなるのに、森見登美彦氏の事がさらに好きになるという不思議な本。

  • 実に無益なエッセイであった。もちろん褒め言葉である。

  • まさに『机上の竹林』である。

    日常のなんでもないことをオモチロイように書いてしまうのがこの作者の特徴である。

    京都は不思議な場所だがこの作者の文章もまた不思議な魅力をはなっている。

    まるで深淵を覗くかのような表現でありつつも実際は深いわけでもなんでもない詭弁が重ねられた文章だったり、それが「妄想的」と言わしめる所以なのだろうと思った。

  • 無益であることのすばらしさよ。

    登美彦氏の野望と妄想に満ちたゆるゆるエッセイ。十年後、として語られる未来がまさに今年で、なんだか不思議な気分になった。

    かぐや姫が光らせていたのは孟宗竹ではない、というのは本当のことなんでしょうか…

  • 壮大な屁理屈プラス妄想である。
    実のないことしか語れなくなる呪いをかけられているらしいので、しかたない。教訓を求めてはいけませんね。
    結局登美彦氏は竹を刈ったのか。刈って竹林成金になれたのか。最後まで読めばわかります。ジョニーも出てきます。
    オモチロかった。鍵屋さんのご母堂がすてき。
    机上の竹林(フラスコ内で培養したミニチュア竹林)ほしいなあ。

  • どんな本かと聞かれて、これほど説明するのが難しい本はなかなかないだろうな(笑)
    華麗なる語彙力の無駄遣い!要約すれば一行で済むことを、よくもあれだけ面白く書けるものだなぁ。

  • 登美彦氏がとっても愛おしいのでよんでみて、とこないだから知人に言ってまわっている。

  • もはやジャンルですらエッセイなのか小説なのかわからないけど、森見登美彦って何が面白いのって聞かれればもはやこの本を差し出すのが一番なのではないかと思うほどとりあえず面白い。

  • 先週、森見登美彦のトークショーが家から徒歩5分の上賀茂神社であったので、サインをしてもらいたくて買った。

    無事サインをしてもらった。

    森見登美彦の作品は四畳半神話体系しかまだ読んだことがないが、とても面白かったのでイメージは良かった。

    この「美女と竹林」も面白かった。
    笑える部分もところどころあった。

    小説風のエッセイだが、知らず知らずのうちに竹に対する知識も増える。

    森見登美彦は京大農学部出身で、大学院では竹に関して研究もしていたそうで、普段学ぶ機会のない竹のことも詳しく知れて良かった。

    私が購入したのは京都限定カバーの文庫で、デザインがとても素敵だった。

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著者プロフィール

森見登美彦(もりみ とみひこ)
1979年奈良県生まれの作家で、京都を舞台にした作品が多い。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。2003年、『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。2006年に『夜は短し歩けよ乙女』で本屋大賞2位、山本周五郎賞などを受賞し注目を集める。2010年『ペンギン・ハイウェイ』で2010年日本SF大賞、2014年『聖なる怠け者の冒険』で第2回京都本大賞、2017年『夜行』で第7回広島本大賞をそれぞれ受賞。2010年に『四畳半神話大系』がTVアニメ化、2018年8月に『ペンギン・ハイウェイ』が劇場アニメ化された。2018年11月に『熱帯』を刊行し、第160回直木賞、2019年本屋大賞にノミネートし、第六回高校生直木賞受賞。

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