あの頃の誰か (光文社文庫 ひ 6-12)

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  • 光文社
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レビュー : 521
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334748975

感想・レビュー・書評

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  • 東野さんの単行本未収録の「わけあり物件」を集めた短編集とのことですが、どの作品もとても面白く読むことができました。
    なかでも「秘密」のもとになった短編はそれだけでも十分素晴らしいと思うのですが、それをさらに「秘密」という長編まで完成させる技術に改めて東野さんの凄さを見た気がしました。

  • 短編集 メッシー アッシー みつぐくんが存在した時代。
    さよなら『お父さん』と再生魔術の女は、小説の視点と題材が面白いかもしれない。
    シャレードがいっぱい、玲子とレイコでは、クリスマス イブの豪華なホテル&時代背景を感じる小説であった。
    一風変わった雰囲気がある。

  • 何の予告もなく唐突に文庫で発売された東野圭吾の短編集。
    解説で本人が言明している通り、全8篇のすべてがワケアリ物件。
    いろいろな理由で短編集に収録出来なかった作品を集めたもの。

    個人的におもしろかったのは、1990年作品の「シャレードがいっぱい」。
    バブル全開の風景描写・心情描写は、本人が言う様に時代小説のよう(^^;)。
    こういうテイストの作品をあの東野圭吾が書いたという事実がおもしろい。

    他7篇もそういうニヤリ系の作品が多い。
    名作「秘密」のルーツになった短編や、完璧な復讐劇など、読み応えも多々。
    ただ、これをおもしろい、と感じるには、氏の代表作をいくつか読んだ後の方が
    より効果的かと。

  • 短編集。しかも古い作品。
    メッシー、アッシー、ミツグ君という懐かしい言葉が出てきたよ。あぁ、携帯で連絡すればいいんじゃない? という思う場面があっても、皆が携帯を持っているという時代じゃなかったしね〜などということを思い出したり。
    個人的には、『再生魔術の女』が好み。
    こんな話し方で詰め寄られたら、ろくに確認もせず「もうダメだ」と思って逃げ出すのが普通か。
    ここまでしらばっくれてきたのだから、しらを切って粘れば良かったのに……。
    悪いことはできないということね。

  • なかなかの時代の古さが伝わって来ますう
    あとがきを読んだら この本の作品は何かしらの
    理由で世に出なかった「わけあり作品」なんだって
    後は【秘密】の原型になった作品とか
    読んでて、あれ?これ似てるなぁと思っていたので
    あとがき読んでなるほどと・・・
    全部読み終わった後のあとがきが面白かった

  • 短篇集だからちょっとした時間に読めるが、話の展開が気になるため没頭して、結局時間を忘れて読んでしまうから気をつけた方が良いかも。再生魔術の女はメンヘラがいたりサイコパスがいたり怖い感じがしたが面白かった。
    http://www.lib.miyakyo-u.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=242915

  • 初期の頃?の短編集。
    訳ありとの事だが、読んでいて普通に楽しめた。

  • 1月の14冊目。今年の14冊目。

    短編集。寝る前とか、30分の休み時間とかに読んでいた本。短く味のある話がそろっているので、小休憩に是非、という1冊。

  • 「再生魔術の女」が怖かった。

    他の作品もそれぞれ個性的です。
    短編集ですが、今までの東野圭吾さんの
    短編集とは少し味わいが違いますね。

    面白かったです。

  • 長い間、収録されてこなかった「わけあり物件」を集めた短編集。1990年頃に書かれたものには、やはり時代を感じる。その後の他の小説へのつながりなども見られて、東野ファンにとってはとても愉しい一冊ではないだろうか。

    http://mylovelybooks.jugem.jp/?eid=430

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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