シンメトリー (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 5424
レビュー : 512
  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334749040

作品紹介・あらすじ

百人を超える死者を出した列車事故。原因は、踏切内に進入した飲酒運転の車だった。危険運転致死傷罪はまだなく、運転していた男の刑期はたったの五年。目の前で死んでいった顔見知りの女子高生、失った自分の右腕。元駅員は復讐を心に誓うが…(表題作)。ほか、警視庁捜査一課刑事・姫川玲子の魅力が横溢する七編を収録。警察小説No.1ヒットシリーズ第三弾。

感想・レビュー・書評

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  • 姫川シリーズ第3弾。短編7作。
    姫川シリーズ再読キャンペーンにて再読。
    短編集だけど、姫川玲子が巡査の時の話、1課に引っ張られることになる事件で今泉警部、菊田、日下警部補との出会ったいなど第3弾にピッタリだと思った。

    なんでタイトルがシンメトリーだったんだろうと思ったら解説で判明。なんと目次がシンメトリーだった!
    最初に読んだ際に気がつけなかったことがわかってさらに楽しかった。こういう仕掛け他にもあるのかな。

  • 警視庁捜査一課の警部補、姫川 玲子の活躍する短編集。
    様々な短編から、姫川のキャラクターがにじみ出ています。

    誉田作品の特徴であるリーダビリティや、スピード感のある作品になっています。

    タイトルにもあるシンメトリー。
    本作品もそうですが、作品群全体もシンメトリーになっているんですね。作者のギミックが効いています。
    「あなたは、気づきましたか?」と、言っているような...

    東京
    過ぎた正義
    右では殴らない
    シンメトリー
    左だけ見た場合
    悪しき実
    手紙

    特に、最初の「東京」と、最後の「手紙」が、しんみりとして、心に残る作品です。


  • 各話のタイトルまでシンメトリーになっていることになる感動!!悲しいだけじゃない。怖いだけじゃない。じんと切なくなる著者の作品はどれも素敵。

  • この本のタイトルにもなっているシンメトリーをはじめとする短編集。女警部補姫川の啖呵や考えが何かスカッとさせる。いつもの血生臭い誉田小説と比べ、ちょっとおとなし目。スカッと移動中の新幹線で読了!

  • シンメトリー他、全7編が入った短編集。最後の解説の「目次にも注目!」という一言で見返した目次が一番おぉーっとなったかな。短編物もスラスラ読めていいけど、長編物の犯人を推測しながら読む方が好き。

  • 姫川シリーズ。短編なので読みやすかったけど、何だかものたりない感も。途中姫川が女子高生にキレるところで、なんか知ってる…まさかのダブリ買い?!と思いきやドラマで見たのか〜。
    シンメトリーと手紙が良かった。
    でも長編のが好きかな。いつものグロい表現が少なくて良かった。

  • 姫川シリーズ3作目、短編集。
    刑事物をきちんと読んだのはこれが初めてでした。
    姫川主任や犯人たちのキャラが立っていて、引き込まれました。とくに「シンメトリー」が、犯人の視点や心情の描写が巧みな感じがしますし、読みやすくて面白かったです。また「右では殴らない」はスカッとするような、後味が悪いような、複雑な読後感でした。
    機会があればシリーズのほかの作品も読みたいです。

  • 姫川シーズの短篇集。
    グロ描写も控えめで好感触。
    昔から姫川玲子は姫川玲子なんだなと実感。
    菊田や日下、今泉もちょっとだけ登場するが、絡みは控えめ。
    一つ一つの話はなかなか面白かったんだけど、総論ではちょい薄味というところか。あまり印象に残る話はなかったような気も。

  • 女性刑事がヒロインの姫川玲子シリーズ第三弾
    連続する短編集です。ちょっとユーモアを交えて。目次にも工夫が。。

  • 姫川の新人時代が書かれていて面白かった
    いろいろな事件がかかれていたけど、やはり電車事故の話が良かった。描写がリアルで、かつて起きた電車事故の光景を想像してしまった。
    実は、ソウルケイジから続編が出ていることを読み始めたから気づいたので、さらなる続編があるなら読んでみたいと思った

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著者プロフィール

誉田 哲也(ほんだ てつや)
1969年、東京都生まれの小説家。学習院中・高等科を経て学習院大学経済学部経営学科卒業。卒業後にミュージシャンを目指していたが、椎名林檎の存在で断念。格闘技ライターを経て作家活動に入る。
2002年、『妖(あやかし)の華』でムー伝奇ノベル大賞優秀賞を獲得しデビュー。2003年『アクセス』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。
代表作は、映画化もされた『武士道シックスティーン』に始まる「武士道」シリーズ。姫川玲子シリーズの『ストロベリーナイト』はドラマ化・映画化された。ほか、『ジウ』シリーズ、魚住久江シリーズ『ドルチェ』『ドンナ ビアンカ』や、『ケモノの城』『プラージュ』などがある。

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