高校殺人事件 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 79
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334749279

感想・レビュー・書評

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  • 松本清張、唯一の青春推理小説。
    武蔵野の高校に通う主人公たちが同級生の死の真相を探るという作品。
    序盤こそ学園ものといった印象だが、話が進むにつれ徐々に社会派の色が濃くなっていくので読み応えがある。

  • この作品は、1959年から60年にかけて書かれたようなので、清張が50歳位の頃に書かれたものである。

    清張唯一の「青春推理小説」とのこと。

    仲間のノッポ(小西重介)が殺されたことから、仲間たちが協力しながら犯人捜しをしていくという内容か。

  • なんだかものすんごく読みやすい??と思ったら学生向けだったのか。それにしてもあまりにも召されるからちょっとびびる。ホームズ役がまさかあんな登場だとは。。

  • 小倉の方で募集している読書感想文の課題図書ということで読みました。江戸川乱歩の少年探偵団みたいな感じでした
    。これでどうやって感想文を書くのか。。

  • これが初松本清張ってのはだいぶ邪道なんだろうか(汗)。

    とにかく読みやすいのにびっくりした。
    50年以上前に書かれたものとは思えない。
    戦争に絡んだ描写が出てくることで、その都度認識するくらい。

    今度は点と線にチャレンジだ。うん。

  • 相変わらずの絶妙なタッチで伏線の回収も見事。最後には不可思議な事象を一本の線で繋いでみせている。ランボーとボードレールの詩を活用することで不気味な雰囲気が醸し出されている。巧妙に仕組みが込められた一作品である。

  • 松本清張の中では異類の作品。
    謎解きと締めくくりのオチはかなり雑な感じがしますが、高校コースで約1年半かけて連載しただけあって、途中の過程の面白さがメインだと思います。
    様々な事件と謎を散りばめるところに、中学生や高校生読者のウケを狙った作品だと思います。
    また、事件を解決した主人公の従姉妹の存在をなぜ作る必要があったのかを考えてみるのも良いと思います。
    そこに唯一のオチが隠されているような気がします。
    終始描かれる夏の描写も神秘的です。

  •  高等学校は城山にあった。

     この小説はこのように始まるが、この一文を見たのは小学校3年生のときである。公園で拾ったのがこの本だった。漢字はほとんどわからないのでストーリーもまったく理解できていなかったのだが、武蔵野の自然と、山にある防空壕あとの洞穴の描写に強烈な印象を受けた。
     後にNHK少年ドラマで『赤い月』(小説の原題でもあるが)を見たとき、この小説のことを思い出した。

     夏の昼間、ぜひ読んでみてください。高校時代を思い出しながら。途中で冷たいシャワーでも浴びて(そんな気分になる箇所があるのです)。

  • 松本清張には珍しい青春もの。でもプロットも文体も松本清張でした。

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