鉄のライオン (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
3.35
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本棚登録 : 405
レビュー : 67
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334749316

感想・レビュー・書評

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  • 大好きな作家のひとり、重松清さん。
    同世代と言うこともあり、感情移入しすぎてしまうきらいがあるのですが・・・
    この本も最初っから懐かしさにどっぷり!
    大滝詠一さんのアルバム『ロングバケーション』、大好きでした!
    中でも『恋するカレン』は胸をキュンキュンさせて、毎日のように聴いてました(笑)。
    そして『ふぞろいの林檎たち』
    これはもう本当にはど~っぷり全身でハマってました(笑)。
    主題歌はあの『いとしのエリー』ですが、サザンの歌が随所に使われていて~
    今でも『栞のテーマ』や『ミス・ブランニュー・デイ』なんか聴いたりしたら、胸キュンキュンです(笑)。
    『鉄のライオン』というタイトルと装丁を見て、「なんか重そうな本」と、一瞬躊躇しました。
    読んでいる間も、単行本で出された時の「ブルーベリー」を改題してまでどうしてこのタイトル?と思っていたのですが・・・
    最後に重松さん自身がこの問いに答えてくれています。

  • おそらく、同年代を生きた方であればより一層楽しめるお話だろうなと思いました。
    過ぎ去った時代を懐かしむような、ノスタルジーな短編集で若干ひとつひとつの物語に物足りなさは感じました。
    だからこそ一番最初の、東京に門前払いを食らい彼女と別々の道を歩むことになったお話は、上京するカップルの普遍的なお話といった感じで、現代にも通じるところがあり一番すんなりと読めました。

  • 会社の方から頂いた一冊。

    同年代だったら、その時代、その時代がしっくり沁みるのだろうなぁ。
    私は10年ズレていた為、感情移入が難しかった。大学も行っていないし、一人暮らしの経験もないし、東京という街を知らな過ぎている。

    それでも、それぞれの話に少しずつではあるが思うところもあった。

    薄い本や短編は苦手だが、この本は短編で薄く、読み終わるのに時間がかかってしまった(^_^;)

  • 60-6-3

  • 2017年12月17日読了。
    2017年123冊目。

  • 同世代だからねえ、
    あの頃の恥ずかしさやもどかしさ、よくわかるなあ。

  • 普通にいつもの重松清の小説だと思って読み始めたらエッセイでした。この人が書くと、エッセイなのにものすごく小説。

    重松清と私は学生時代を過ごした年代がまぁ近い。80年代の描写がたまりません。レンタルレコード店にカセットデッキ。ユーミン、佐野元春、オフコース、甲斐バンド、長渕剛、プラスチックスにA・R・B。ジェネシスにフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド。ホイチョイ・プロダクションの話はちょっぴり切ない。同じ時代が青春だったという人にはたまらないキーワードやアイテムがてんこ盛りだと思われます。

    「どうしても吉野家の牛丼を食べてみたい」と言ったことのある私は「さらば愛しき牛丼」に惹かれました。吉野家の牛丼は「どうでもいいことに疲れきって、後悔とか自己嫌悪とか、そういう気持ちと一緒に食わなきゃ駄目」なのだそうです。そんな気持ちを携えることなく、単なる好奇心から吉野屋に行ってみてごめんなさい。でもなんだかわかるような気がします。

  • 私小説風に感じるが、そうではないと書いている。物語のベースは重松さん自身の青春であっても主役は1980年前半という時代そのものだと言う。'80年代はこんな感じだったのか!?と思える作品なのかな?

  • 図書館で急いで選んだ本。
    重松さんらしからぬ軽めな作品。
    本人の大学~社会人の頃の思いでの話なのかな?と思ってしまう感じの書き方。
    東京に門前払いをくらった彼女のために、は受験によって終わる恋の話。切ない。
    君の名はルイージもけっこう好き。
    さらば愛しき牛丼も。
    ほかはあまり来なかったかな。
    軽い上に、オムニバスだからなおのことあまりこなかったかも。

  • 著者と同年代のためか、懐かしい気分になりました。竹の子族、ロングバケーション、ふぞろいの林檎たち、明け方の牛丼などなど。学生時代は、社会に出ることに 不安があったり期待があったりしたなあ。大学を出て30年以上経ちましたが、私は何も変わっていないような気がします。

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著者プロフィール

重松 清(しげまつ きよし)。1963年、岡山県生まれの小説家。早稲田大学教育学部卒業。
出版社勤務を経て、フリーライターとして独立。ドラマ・映画のノベライズなどを手がけたのち、1991年『ビフォア・ラン』で小説家デビュー。
1999年『エイジ』で山本周五郎賞、2000年『ビタミンF』で直木賞、2002年『流星ワゴン』で「本の雑誌年間ベスト1」、2010年『十字架』で吉川英治文学賞、2014年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞をそれぞれ受賞。
山本周五郎賞、講談社ノンフィクション賞選考委員を務める。2017年、早稲田大学文化構想学部客員教授に就任。
『とんび』、『青い鳥』、『流星ワゴン』をはじめ、多くの代表作がドラマ化、映画化されている。

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