びわ湖環状線に死す (光文社文庫 に 1-127)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334749439

作品紹介・あらすじ

東京都荒川区。行き倒れなど、帰る家のない重病患者を収容する施設で、末期ガンだった森本が死亡した。職員の柴田は、遺品を手がかりに、遺族を捜しに滋賀へ。ところが、調査初日の夜から謎の脅迫電話を受ける。すぐに帰らなければ死ぬことになるぞというのだ。やがて起こる殺人の連鎖!森本の過去に何があったのか?琵琶湖周辺に渦巻く闇に、十津川警部が迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 最後にいきなり実行犯が出てきたから、はぁ?と思ってしまった。良く考えれば、序盤に河村なる怪しい人物が出てきていたから、名前は分からなくとも何となく予想は出来そうなものだが、森本あかりとかが怪しいとばかり思っていたから、全く予想もしなかった。黒幕については容疑者としても名前があったから、納得出来るものがあった。

  • 2022/05/08 63読了

  • ホームレスの最後を看取る慈善施設で、ある男性が無くなった。
    施設職員がその男性の家族を探すところから事件がスタートする。

    次々と殺人が起こるので相当な動機があるのだろう、と思うがそうでもない。そんな程度で見ず知らずの人を殺していいのか?とちょっと驚いてしまう。

    しかしトラベルミステリとしては、琵琶湖を一周する話なので面白い。
    乗りたくなってしまう。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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