長い長い殺人 (光文社文庫プレミアム)

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著者 : 宮部みゆき
  • 光文社 (2011年7月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334749712

作品紹介

轢き逃げは、じつは惨殺事件だった。被害者は森元隆一。事情聴取を始めた刑事は、森元の妻・法子に不審を持つ。夫を轢いた人物はどうなったのか、一度もきこうとしないのだ。隆一には八千万円の生命保険がかけられていた。しかし、受取人の法子には完璧なアリバイが…。刑事の財布、探偵の財布、死者の財布-。"十の財布"が語る事件の裏に、やがて底知れぬ悪意の影が。

長い長い殺人 (光文社文庫プレミアム)の感想・レビュー・書評

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  • 保険金殺人に関わった、当事者としてあるいは当事者の近くにいて関わらざるを得なかった人物達の身近な持ち物である財布を語り手としたミステリー。
    特定の人物の、しかも制限された語り手なので事件全貌は最後の方まで分かりにくいのですが、それぞれの人物の人となりが詳しく書かれているため、章が変わってもすんなり話に入っていけます。ただ前の章までの人物が後に出てきにくいですね。後日譚はありますけど、物足りない。
    財布のキャラクターは書き分けられていますが、それぞれ主人思い。人物より財布の印象が大きいかも。
    ”私も同行した……” いや、ポケットに突っ込まれただけやん。
    ”わたしがついている……”肝心な時に衝撃で飛ばされたやん。
    かわいいやつらですよ。
    犯罪自体よく練られた計画性の高いものだし、犯人達もおぞましい奴らですが暗くならないのは財布たちの個性によるものでしょうね。
    最後はあっけない結末ですが、こういう人間が陥りやすいところを突いていると思います。

  • 語り手が全て財布。
    10個のストーリーがすべてつながっていて、刑事の財布以外、一度しか語らない。
    模倣犯と似ているものがあり、とても面白かったです。

  • 語り部が財布ということにかなり衝撃を受けた作品。内容的にはきっとありそうなものだけど、財布視点で話が進むので、新鮮ですごく面白かった。

  • 2017.10.2(月)¥250(-2割引き)+税。
    2017.12.19(火)。

  • 長い長い殺人。
    宮部みゆきさん。

    宮部みゆきさんの、
    現代小説はさすがです。
    語り部がお財布。
    目の付け所が違う。
    いろいろな登場人物が、
    繋がっていき、
    犯人はあの人!!
    なのに、
    まさかの展開!!
    面白かった。

  • 尊敬する先輩から借りた。めっちゃおもしろかった。

  • 2017/3/17

  • 2017.7.29読了。

    財布が事件を語っていく。
    巻末の解説を読んでようやく「模倣犯に近いんだ」と気づいた。
    展開が読めなくて、最後まで楽しめたけど、あのときほどの衝撃はなかった。
    また改めて模倣犯読みたくなった。

  • 【あらすじ】
    当初は轢き逃げと思われた事件は、実は計画的な殺人事件だった。被害者である森元隆一の妻・法子が、夫を殺した犯人について不自然なほど何も訊いてこかなかったため、警察は法子が何らかの形で事件に関与していると睨んでいた。その上、森元には8千万もの生命保険がかけられていて、受取人は法子になっている。しかし、法子には完璧なアリバイがあり…。被害者、探偵、刑事など、10人の「財布」が物語る事件の真相とは!?

    【感想】

  • 予想できない展開やし面白かった。

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