ジェイン・エア(上) (光文社古典新訳文庫)

著者 :
制作 : 小尾 芙佐 
  • 光文社
3.90
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本棚登録 : 331
レビュー : 34
  • Amazon.co.jp ・本 (500ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334751135

作品紹介・あらすじ

幼くして両親を亡くしたジェイン・エアは、引き取られた伯母の家で疎まれ、寄宿学校に預けられる。そこで心を通わせられる人々と出会ったジェインは、8年間を過ごした後、自立を決意。家庭教師として出向いた館で主のロチェスターと出会うのだった。ジェインの運命の扉が開かれた。

感想・レビュー・書評

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  • 小尾さんの翻訳が読みたくて再読。小尾さんの日本語も勿論いいのだけど、ジェインの語りはかろやかに饒舌。シャーロッテ ブロンテも三姉妹の中で一番快活で社交的だったらしい事をうかがわせる。

    子ども時代の話が意外と面白い。小公女や秘密の花園を彷彿させる。お屋敷に来てからもある種の謎が潜んでいて、どちらかというと秘密の花園のほうが近いかもしれない。

  • 「嵐が丘」に引き続き、ブロンテ姉妹の作品を読むこととしました。こちらは古典的な恋愛もの。現代だったら少女マンガになりそうな展開。ヒロインが不幸な生い立ちなのだけれど、上流階級のきらびやかな世界で自身の叡智と公正な立ち居振る舞いで、人生を切り開いてゆく物語。典型的なシンデレラストーリーだけど、名作だけあってなかなか面白い。

  • 男女雇用機会均等法などなど、本当に平等になった?ジェンダーの現実を生き抜く女子のための入門書。

  • ▼恥ずかしながら、まだ読んでなかったので。
    ▼読了。なぜに子どものころの私にこれを薦める大人がいなかったのか、はなはだ疑問である。とりあえずほぼ絶対、私は子どもに読ませる。
    ▼不覚にも、学校生活のところで泣いた。「わっ、微笑んでくれた……!」のところ。あと、彼女亡くなったのねのところ。
    ▼訳文がいいのか何なのかわかんないんだけど、引っかかりがないのが怖いと思った。通りがいいのだ。私の共感力が上がってるだけかもしれないけど、「私ならこう思う」っていう気持ちをスラっと書いてしまっているのが凄い。つまり「すわ、貴様が俺か」モードになるということ。普通に、「あ、私は元みなしごで、家庭教師としてだんな様にときめいております」と自己紹介しそうになる。なんのことやら。そうじゃなくて、牽引力のある書き方をしているってことかもしれない。ケータイ小説より『ジェイン・エア』ってことかも。(10/1/24 読了)

  • ええええロチェスター様なんなん!?
    (下巻への引き)
    あんなにちょいちょい思わせ振りな事言っておいてなんなんよ…

    それにしてもイギリス古典の少女漫画性よ
    ジプシー占い師の下り完全に漫画でしょこれw
    レディ達もなかなか凄まじい
    そしてジェインの冷静な目

    ゲイツヘッド・ホールでのいじめられ振りに
    ローウッド養育院での奮闘と成長、
    どれだけの女の子がジェインは私だと思った事か

    そして自然の描写、
    イギリス人にとっての田舎、花鳥風月への愛情は
    格別なのよなー。

  • ジェインが人生の分かれ道に立つとき、月の光が差している描写が多々あり印象的だった 軸のブレない女性ジェインに惹かれる

  • 今まで読む機会のない古典作品でしが、小尾芙佐さんが翻訳されていることを知って読んでみました。
    両親を亡くし、伯母に疎まれて寄宿学校に入れられたジェインが、自立していく姿に心惹かれるものがありました。そしてとあるお屋敷の家庭教師となったジェインに、館の主人であるロチェスターとの運命的な出会いが待っていたのでした。
    何はともあれ、主人公のジェインが魅力的です。古典ということで構えて読み始めたのですが、その面白さはモンゴメリの「赤毛のアン」などに通じるものがあると思いました。モンゴメリはブロンテ姉妹の作品に大きな影響を受けたようですので、モンゴメリの作品が好きな方にはお薦めです。

  • 残酷な親戚家族、理不尽な教育を施す寄宿学校、謎めいたお屋敷と暗い魅力を持つご主人さま。孤児ジェイン・エアの人生の「冒険」を描いた物語です。

  • 虐げられた女性が、
    周りの人たちに支えられて、
    その本来の心を取り戻し、
    さらに家主に恋心を抱きます。

    ただし、どうやら何かがありそうな予感です。
    (ところどころに秘密めいたことがあるため)

    序盤は読むのがつらくなりますが
    (なんとなくハリー・ポッターを思い出しました)
    彼女が施設に入ってからは
    相応によく読めるようになるはずです。

    そして、彼女の前に
    何か暗雲が立ち込めますが…
    どうなるのか…

  • <閲覧係より>
    幼い頃に両親を亡くしたジェイン・エアは、引き取られた先でも疎まれやがて寄宿学校に預けられるという不遇な幼少期を過ごします。その後自立し、家庭教師として出向いた館で彼女は運命の出会いをし・・・。

    2011年 映画化
    キャスト/ミア・ワシコウスカ マイケル・ファスベンダー
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    所在番号:文庫||933.6||フシ
    資料番号:10184857
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