カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫)

  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (501ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334751173

感想・レビュー・書評

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  • やっと、2巻目。読みきる事ができるかなあ。

  • 2015年11冊目。

    全4巻中、2巻目にして、ドストエフスキーの凄さを凄まじく感じた。
    特に第五篇「プロとコントラ」におけるアリョーシャとイワンの会話の迫力が、難解な部分もありつつページをめくる指が止まらなかった。
    宗教的なことを知らなければ理解できない部分もあるが、理解できる部分だけでも鳥肌もの。
    続きに大いに期待。

  • ★評価は読了後に。相当の教養がないと読みこなせない作品に再び悪戦苦闘が真の当方の姿といったところ。
    それにしても何度か書き記しましたが、ロシアって(西)ヨーロッパではないのね。キリスト教はじめ西方の「輝かしい文化・経済」を間近にして、自分達のアイデンティティー確保のためにどう立ち振る舞えば良いのか、自問自答を繰り返しつつコニャックを呷る。
    奈良時代とかの日本もそんな感じだったんだろうか?

  • 圧巻の神学論争。我々は「神」をどのように扱えばよいのか。一度崩れた世界の上にこそ、信仰の光は輝き渡るのか。ドストエフスキーの思想を多重に編みこんだ譜面をもとに、空前絶後のポリフォニーが響き渡る。

  • イワンの大審問官の話が難解。ゾシマ長老の一代記は面白かった。キリスト教、ロシア正教について学んだ後に再読したい。とりあえず、3巻へ。

  • 予めあらすじを読んでないと、話の流れが頭に入ってきません・・・
    みんな饒舌すぎて理解がおっつかない。
    それぞれの主観で喋るもんだから、余計にわけがわからなくなってきます。

  • 最初は、読みにくい・・・・
    と思っていたけど段々面白くなってきた。
    名著と言われる所以も最後まで読んだらわかるようになってるといいなー。。。。

  • この間は、宗教観がメインとなります。
    決定的に父親との決裂が
    待ち受けているのです。

    ただし、ここでアレクセイだけが
    まとも、といいたいところですが、
    彼とて、イワンの会話のところで
    「悪魔と化する」部分があったのです。
    人は誰しも悪魔をまとっているわけで。

    宗教の話がメインなので、
    苦手な人にとって地獄でしょう。
    だけれども、信仰しない人の気持ちも
    わからないわけではありません。

    次はどうなるのか?
    やっぱり気になります。

  • 第1巻参照。

  • <閲覧スタッフより>
    登場人物の名前ひとつ取ってもなかなか難しく敬遠されがちなロシア文学ですが、そのハードルを越えた先には、心をわし掴みにするようなドラマが展開されています。父親と兄弟たちの壮絶な喧嘩と家族の血の物語を、ぜひ、味わってください!
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    所在番号:文庫||983.6||トフ
    資料番号:10184853
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著者プロフィール

(Fyodor Mikhaylovich Dostoevskiy)1821年モスクワ生まれ。19世紀ロシアを代表する作家。主な長篇に『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』『悪霊』『未成年』があり、『白痴』とともに5大小説とされる。ほかに『地下室の手記』『死の家の記録』など。

「2010年 『白痴 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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