カラマーゾフの兄弟 4 (光文社古典新訳文庫)

  • 光文社 (2007年7月12日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (700ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334751326

カラマーゾフの兄弟 4 (光文社古典新訳文庫)の感想・レビュー・書評

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  • P.70〜71,190,202,204,582,649,652〜653,656〜658,665 イッポリートの論告にそうじゃないのにー!っていらいらした。イワンの悪夢は難解・・・「真実を含む」小説!

  • 第3部で展開されたストーリーが第4部では総括される形になった。純文学として読み始めたがいつの間にか犯人は誰なのか、と考えている自分に気づき、いつの間にかミステリーの世界に迷い込んだ感覚がした。とは言ってもやはり純文学。カラマーゾフの兄弟が示す命題は読者の数々だけあると言っても過言ではないほど考えさせられるものがあった。私が考えられるだけで挙げられるテーマの一つとして、「ロシア的なもの」とは何か、それはキリスト社会から派生されるものなのか、それとも猛威を振るう社会主義者、無神論者のものなのかについての追究があるのではないだろうか。カラマーゾフの兄弟は横暴なドミートリー、無神論者であるイワン、敬虔な信者であるアリョーシャ、その他諸々の人物でこれが表現されている。この人物同士でぶつけ合うことによってロシアの様々な軋轢や社会の動きを表現しているのではないだろうか。とにかく、私はこの小説を読んで考えさせる場面が数多くあったことをここに述べておく。

  • スメルジャコフとイワンは、二人で一人のよう。実際に殺めた実行犯と、無言で殺人の願望を実行させた人間。どちらの罪が。。。。

  • 検事と弁護士のやりとりは息が詰まるような切迫感。結論は出ないのが文学か。スメルジャコフを含む4兄弟が織りなす悲劇。女性の描き方の見事さ。父親という存在の重要性を描いたのは、母性神話がある現代ではかえって新鮮。

  • 父カラマーゾフ殺しの犯人は誰か。5冊のうち最長。概算1042枚(本文1004+読書ガイド38)。欠落が2か所ある。犯行現場と、カテリーナがスメルジャコフに会いに行った場面。目的は? 図書館本

  • 亀山郁夫先生の訳が良くないのかは分からないが。
    なんども読んだけれども、奥が深い。が、思い出せるのはとりあえず大審問官。
    こんな小説には、滅多にお目にかかれない。

  • 分厚い巻ですが、疾走しました。
    この巻は、新潮文庫下巻訳よりこちらの方がわかりやすかったです。
    下地があったからかもしれませんが。

    高尚なことも、ドフトエフスキーさんのことも、
    ぶっちゃけ読んでてもよくわからけど、
    なぜかくりかえし読みたいと思う何かが、
    浄化されてく何かがあるね。

  • 使徒のトマスが信じたのは、復活したキリストを見たからではなく、前前から信じた行と思っていたから。
    無邪気なふりを装い、先回りして、そういう考えを私に押し付けている。自分からそうした判断を引き出せるよう仕切りに誘導している、
    マタイの福音書を、あなたはの量るその秤で、自分も量られるだろう、

  • スメルジャコフの人生の目的は憎むことだったのか?

  • 語り手はアレクセイを中心に物語を進めているが、この物語の本当の主役はイワンなのではないかと感じる。

    アレクセイは高潔過ぎるしドミートリーはバカ過ぎる。現実離れした兄と弟に比べ彼は最も社会に適合している。市原隼人主演の日本版ドラマでは次男が主人公だったようだが妥当な脚色だと思う。

    4巻では裁判のシーンに多くページを割かれているが、当時のロシアの裁判ってこんな風にやっていたの?俄かに信じがたい展開だった。確かにDNA鑑定もない時代なので物的証拠だけで判断するのは難しいとはいえ、検事と弁護士の論述が鬱陶しいくらいに白熱する中、そんなの度返しして陪審員の個人的な感情で判決が決まってしまう事にやりきれなさを感じる。

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