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- Amazon.co.jp ・本 (532ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334751715
感想・レビュー・書評
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★はあくまで私主観です。
私、基本的に戯曲が苦手なんです。
これは諸事情によって読まなくてはならなかったので。
まあベケットとか安部公房とか、
戯曲でも好きなものもあるんだけど。
世界で繰り返し上映されている作品ですし、
まあね、★が低いのは好みの問題と考えて頂ければ。
ただ、この本に限って言えば。
台詞の書き方がどうも好きになれない。
よく行の途中から台詞が始まるのだが、
それが読みづらい読みづらい。
その書き方は会話中に多いので、
恐らく書き手(訳者?)は視線が流れるようにしたつもりなんだろうけど、
殆どの読み手は行の頭から始まる普通の書き方になれているだろうから
返って逆効果なんじゃないかなー。
少なくとも私にはそうでした。
それもマイナスの理由かな。
まあでも訳者は思い入れがあるようで、
立派な訳注、長い解説、
作品としてではなく資料も欲しい私のような人間にとっては
いいかもしれない。