三文オペラ (光文社古典新訳文庫 Aフ 7-3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334752965

感想・レビュー・書評

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  • 乞食(但し会社形態のシステマティックなやつ)と強盗と娼婦と警察のドタバタ劇。吉本新喜劇を観るかのようだった。

    解説を読む限り、作劇自体がドタバタだったようで、勢い一発、といった感じのエネルギーを感じる。よく「古典」のカテゴリーに入ったな、と思わないでも無い。シェークスピアも煎じ詰めればこんな感じだったのかな。300年のズレがあるだけで。

    ラストの恩赦という終わりはちょっと強引な感じがするが、吉本新喜劇と思えば合点は行くか。

  • 人間の猥雑さと逞しさにあふれた作品。
    ポリーのしたたかさを見習いたい!

  • 1928年という第一次世界大戦の賠償金に喘ぎナチス政党が台頭しつつあった高揚と不穏が渦巻くドイツ下において、やや下品なドタバタ喜劇が好まれたというのが面白い。こうした大衆向け戯曲は当時の時代背景を色濃く反映しており興味深い。

  • 新訳楽しみ!

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    「舞台はロンドン。貧民街のヒーロー、メッキースは街で偶然出会ったポリーを見初め、その日のうちに結婚式を挙げる。ところが彼女は、乞食の友商会の社長の一人娘だった……。多様な音楽様式と軽妙なドラマ構成で書かれたブレヒトの代表作。」

  • ベルトルト・ブレヒトは本当に演劇の天才に間違いありません。ブレヒトの「三文オペラ」は日本には一番有名な文学作品です。この演劇は19世紀のイギリス社会の裏側を上手に描き出しています。
    春は新しいものが生まれる季節なので、ブレヒトの「三文オペラ」を読んでみるためには一番良い時期だと思います。

    最新の所在はOPACを確認してください。
    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00512239

  • 脚本だけだと、ドタバタ劇の感を否めない。

    本来この手の作品は歌と踊りが加わって初めて評価の対象となるべきものだろう。

    個人的には、バロック時代の「乞食オペラ」との比較を観たいと思っている…

  • 舞台で、音と視覚で楽しんでみたいと思った。

  • とっても楽しい脚本だった。実際の舞台を見てみたい。

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著者プロフィール

ベルトルト・ブレヒト Bertolt Brecht(1898-1956)
ドイツの劇作家・詩人。1898年、バイエルン王国(当時)のアウクスブルグに生まれる。
ミュンヘン大学で哲学、医学を学び、第一次世界大戦末期に衛生兵として召集され反戦思想に目覚める。表現主義の影響のもと、劇作、詩作、批評活動をはじめ、1918年、戯曲第一作『バール』を執筆し、1922年に戯曲『夜打つ太鼓』でクライスト賞を受賞し脚光を浴びる。1928年に作曲家クルト・ヴァイルとの共同作品『三文オペラ』を上演。1933年のナチスによる国会議事堂放火事件後、亡命生活に入る。プラハ、ヴィーン、チューリッヒ、パリ、デンマークを転々とする。第二次世界大戦中はフィンランド、ソヴィエトを経て、1947年までアメリカに亡命。その後、チューリッヒを経て1948年に東ドイツに帰る。東ドイツでは劇団ベルリーナー・アンサンブルを結成し、1956年に亡くなるまで活動拠点にした。作品は『肝っ玉おっ母とその子どもたち』(1939)、『ガリレイの生涯』(1938-1955)、『セチュアンの善人』(1941)、『コーカサスの白墨の輪』(1944)など多数。
本作『子どもの十字軍 1939年』(原題)は第二次大戦中の1941年に書かれ、他の詩や短篇とともに『暦物語』(1948)に収められた。

「2023年 『子どもの十字軍』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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