スペードのクイーン/ベールキン物語 (光文社古典新訳文庫)

著者 :
制作 : 望月 哲男 
  • 光文社
3.17
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本棚登録 : 65
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334753054

感想・レビュー・書評

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  • 音楽も芸術も文学も、「ロシアもの」って五感に直接訴えかけてくる作品が多い気がする。この作品もそう。ゲルマンの呟きが耳に、シルヴィオのピストルの硝煙が鼻に、百姓令嬢のサラファン(ロシアの民族衣装)の青が眼に、鮮やかに飛び込んでくるのだ。

  • 新鮮で、さらさらと読みやすいプーシキン。こんなプーシキンは初めて。「新訳」というと、妙にやわらかく、現代風に”狙って”しまい、かえって不自然で残念や訳になりがちだが(沼野充義先生のチェーホフはその類)この本は素晴らしい。ベールキンについての解説も役立った。

  • 2015/2/19読了。
    ドストエフスキーが賞賛する作家プーシキンの著作。登場人物の名前が一緒だったりとかなりの影響を受けてそうな印象。
    内容はドストエフスキーよりもかなり読みやすい。ドストエフスキーから入るよりもこっちからロシアにはいる方が入りやすいかもしれないと感じた。

    スペードのクイーンは私が勝手に抱いているロシアの雰囲気そのままな感じで話が進んでいく。ゴーゴリの『外套』と同じような雰囲気。でも岩波文庫の方が文章が硬くてさらに雰囲気を醸し出している点でロシアものにあっている気がする。ちょっとポップになりすぎかなと。

  • ロシア的霊感とアイロニーに溢れた豊かな作品群だと思う。訳文の平易さも相まって非常に読み易い。プーシキンとても好き…ドストが絶賛しただけのことはある…。すごく…ロシア文学の父…。

  • 貴族や下層貴族、市井の人たちの滑稽譚?という感じ。解説によると含み等色々あるみたいだけど、物語として楽しく読めます。ロシアの昔の人たちの暮らしをちょこっと覗いてきたみたい。

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