あしながおじさん (光文社古典新訳文庫)

  • 光文社
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334753139

感想・レビュー・書評

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  • 『罪と罰』を読もうと思ったら貸出し中でした
    生意気な!(どの口が言うか!)
    しょうがないのでみんみん繋がりでこっちを

    遥か昔に読んたことあるはずなんですが…

    あれ?こんなに面白かったっけ?
    新訳だからでしょうか?
    読んだ当時は男の子だったからでしょうか?
    (今女性という意味ではない)

    まぁ、いいです
    とんでもなく面白かったです
    これは今の子たちも絶対読むべきだわ

    孤児のジュディからあしながおじさんへ宛てた手紙で構成される本書ですが、この手紙が素晴らしいんですよね
    フリとオチがちゃんと分かってるんです!!
    (ここは強く言いたいので「!」を2個使いました)
    丁寧に丁寧に振ってすとんと落とす、素晴らしい
    世が世ならジュディは素晴らしい放送作家になっていたことでしょう
    R-1チャンピオンもありうる

    そしてジュディの手紙には毎日を明るく前向きに過ごすための言葉がたくさん込められていました
    心が沈んだときに読めばどんな特効薬より効きそうです

    そしてまあもちろん気付いていないのはジュディだけという最高のハッピーエンド!
    言うことなし!!!

    • ひまわりめろんさん
      それは作者のジーン・ウェブスター自身が書いたイラストでどの本にも載ってるよん
      それは作者のジーン・ウェブスター自身が書いたイラストでどの本にも載ってるよん
      2022/11/22
    • aoi-soraさん
      そうそう味のあるヘタウマな挿絵

      100年前って改めて言われると、びっくりだわー(゚⁠ο゚⁠人⁠)⁠)
      そうそう味のあるヘタウマな挿絵

      100年前って改めて言われると、びっくりだわー(゚⁠ο゚⁠人⁠)⁠)
      2022/11/22
    • ひまわりめろんさん
      『あしながおじさん』読んでたら『宝島』が読みたくなりました
      作中でジュディも読んでいたので当然もっと古くてこちらは140年前
      『あしながおじさん』読んでたら『宝島』が読みたくなりました
      作中でジュディも読んでいたので当然もっと古くてこちらは140年前
      2022/11/22
  • ほぼジュディが「あしながおじさん」宛に書いた手紙で構成された本。
    ジュディの言葉が率直で、時に笑えて時に考えさせられる。あしながおじさんの正体も気になって、一気に読んでしまった。

    100年も前の本とは思えない。
    ロングセラーの本って色褪せないんだな〜

  • あしながおじさん!

    子供のときにだいすきだった本。
    年齢としては大人になった今、15年前を思い出しながら読んでみました。

    昔は、素敵なジャーヴィー坊ちゃんと幸せになるシンデレララブストーリーにうっとりしてました。
    あと、キャンパスライフの甘美な描写!
    「ブルーのモスリンのドレス」「ファッジ」「糖蜜キャンディ」「イブニングドレス」「シルクのストッキング」
    こんな言葉の響きにどきどきしながら、めいっぱいの想像力を働かせていたもの。

    でも今読むと、それだけじゃなくて。
    ジュディの生き生きとした魅力がわかるようになりました。

    強さ、賢さ、明るさ、お茶目さ。

    しんどい過去や逆境に負けないところ。
    卑屈にならずに言いたいことを言うところ。
    色んなことをユーモアに変えちゃう愛嬌と素直さ。
    現状にあぐらをかかない自立心。
    物欲の甘美な誘惑は素敵だけど、それより大事なものを見出して選べるところ。

    ジャーヴィー坊ちゃんがどうしてジュディを好きになったのか
    よーくわかるようになった気がします。
    色褪せない小説です。

  • ジュディが書く手紙の言葉遣いがきれいで
    読んでいて気持ちよかった

  • 凄く面白かったです。
    序章以外手紙形式なのも新鮮でした。
    日常を綴る手紙もですし、いきなりの怒ってる手紙だったりそのあとすぐ謝罪手紙書いてたりと面白かったです。

    物語上最後の手紙であるラブレターが大好きで、ときめいて何度も何度も読んでいます。
    好きな人と会った後に見る星空の美しさ、わかるなぁ、素敵だなぁ。

  • あしながおじさんの正体がいったい誰なのか、わくわくしながら読み進めた。
    ある人のご好意で暗い孤児院からやっと明るみにでて暮らせることになったその喜びが1枚、1枚の手紙に綴られる。少女の書くその手紙はなんとも美しくはつらつとしていて、文章全体をキラキラと輝かせている。

  • 子どもの頃はとっつきにくく敬遠していたが、初めて読んで非常におもしろかった。主人公である孤児の女の子は、卑屈な面がなく明るくポジティブに学生生活を送る。結末もさる事ながら安心して楽しめる。2019.6.27

  • 読了五年経っても色あせないきらめきをもつ素敵な本。手紙で綴られる生き生きとした心と経験があふれてくる。

  • 名作を読んでおこうと、手に取りました。
    結末は有名なため「なるほどなるほど」と思いながら読みましたが、それを差し引いても面白く、どんどん読み進めました。
    これが戦前に書かれていたことが驚きです。
    アニメ版はジュディが若すぎるため、あしながおじさんが気持ち悪いと言われても仕方ない…と思いますが、原作は割と自然に受け入れられました。

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