- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334753139
感想・レビュー・書評
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『罪と罰』を読もうと思ったら貸出し中でした
生意気な!(どの口が言うか!)
しょうがないのでみんみん繋がりでこっちを
遥か昔に読んたことあるはずなんですが…
あれ?こんなに面白かったっけ?
新訳だからでしょうか?
読んだ当時は男の子だったからでしょうか?
(今女性という意味ではない)
まぁ、いいです
とんでもなく面白かったです
これは今の子たちも絶対読むべきだわ
孤児のジュディからあしながおじさんへ宛てた手紙で構成される本書ですが、この手紙が素晴らしいんですよね
フリとオチがちゃんと分かってるんです!!
(ここは強く言いたいので「!」を2個使いました)
丁寧に丁寧に振ってすとんと落とす、素晴らしい
世が世ならジュディは素晴らしい放送作家になっていたことでしょう
R-1チャンピオンもありうる
そしてジュディの手紙には毎日を明るく前向きに過ごすための言葉がたくさん込められていました
心が沈んだときに読めばどんな特効薬より効きそうです
そしてまあもちろん気付いていないのはジュディだけという最高のハッピーエンド!
言うことなし!!! -
ほぼジュディが「あしながおじさん」宛に書いた手紙で構成された本。
ジュディの言葉が率直で、時に笑えて時に考えさせられる。あしながおじさんの正体も気になって、一気に読んでしまった。
100年も前の本とは思えない。
ロングセラーの本って色褪せないんだな〜 -
あしながおじさん!
子供のときにだいすきだった本。
年齢としては大人になった今、15年前を思い出しながら読んでみました。
昔は、素敵なジャーヴィー坊ちゃんと幸せになるシンデレララブストーリーにうっとりしてました。
あと、キャンパスライフの甘美な描写!
「ブルーのモスリンのドレス」「ファッジ」「糖蜜キャンディ」「イブニングドレス」「シルクのストッキング」
こんな言葉の響きにどきどきしながら、めいっぱいの想像力を働かせていたもの。
でも今読むと、それだけじゃなくて。
ジュディの生き生きとした魅力がわかるようになりました。
強さ、賢さ、明るさ、お茶目さ。
しんどい過去や逆境に負けないところ。
卑屈にならずに言いたいことを言うところ。
色んなことをユーモアに変えちゃう愛嬌と素直さ。
現状にあぐらをかかない自立心。
物欲の甘美な誘惑は素敵だけど、それより大事なものを見出して選べるところ。
ジャーヴィー坊ちゃんがどうしてジュディを好きになったのか
よーくわかるようになった気がします。
色褪せない小説です。 -
ジュディが書く手紙の言葉遣いがきれいで
読んでいて気持ちよかった -
あしながおじさんの正体がいったい誰なのか、わくわくしながら読み進めた。
ある人のご好意で暗い孤児院からやっと明るみにでて暮らせることになったその喜びが1枚、1枚の手紙に綴られる。少女の書くその手紙はなんとも美しくはつらつとしていて、文章全体をキラキラと輝かせている。 -
子どもの頃はとっつきにくく敬遠していたが、初めて読んで非常におもしろかった。主人公である孤児の女の子は、卑屈な面がなく明るくポジティブに学生生活を送る。結末もさる事ながら安心して楽しめる。2019.6.27
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読了五年経っても色あせないきらめきをもつ素敵な本。手紙で綴られる生き生きとした心と経験があふれてくる。
100年前って改めて言われると、びっくりだわー(゚ο゚人))
100年前って改めて言われると、びっくりだわー(゚ο゚人))
作中でジュディも読んでいたので当然もっと古くてこちらは140年前
作中でジュディも読んでいたので当然もっと古くてこちらは140年前