二都物語 下 (古典新訳文庫)

著者 :
制作 : 池 央耿 
  • 光文社
4.17
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本棚登録 : 38
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334753276

感想・レビュー・書評

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  • 伏線回収しました
    いやぁ特に後半は意外な事実が明らかになって驚きました
    カートン、、泣けます

  • 「自由、平等、博愛、さもなくば死!」血みどろのフランス革命。当時の空気ってこんな具合だったんだなあ。気が触れてしまったかのような大衆の熱狂が伝わってきてゾッとした。この狂乱の雰囲気を体感しただけでも読む価値があったと思う。もちろんストーリーも面白い。最後のシーンは別格だった。神聖な輝きが溢れていて、なんとも言い難く美しい。個人的には死体盗掘人の男が終盤で心を入れ替えて言ったセリフもたいへん胸に響くものがあった。全体の作りとして個人の心理を追究するという趣向ではないが、大衆の心理を媒介にして、それを作り上げ牽引する側と犠牲になる側の個々人が複雑に交錯する群像劇はとても読み応えがあった。満足。

  • ストーリーは良かった。特にラストシーンには、甚く胸を打たれた。
    翻訳に関してだが、信頼を置いている池央耿氏の訳という事で楽しみにしていたのだけれど、相変わらずよく言葉を知っているなあと唸らされはしたものの、本著では些か衒った言葉遣いが鼻についた。文章もかなり難しく(抑々近代文学であるから当然と言えば当然であるが)、あまり人にお薦めは出来ない。

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