魔術師のおい ナルニア国物語 1 (古典新訳文庫)

  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334753405

感想・レビュー・書評

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  • ナルニア国物語は、指輪物語、ゲド戦記と並んで、世界三大ファンタジーと称されるそうですが、自分はどれもこれも未読です。なんとかいつか制覇したいものだと常々思っていたのですが、まずはkindleのセールも行われていたここから攻めることにしました。

    ディゴリーとポリーという二人の子どもたち、マッドサイエンティスト気質のアンドリュー叔父さん、魔法を操る女王、それぞれのキャラクターは児童文学らしく、分かりやすい性格なのですが、どの人物も良い味を出しています。

    主人公となるディゴリーとポリーのキャラがいいのはもちろんですが、悪役側の叔父さんや魔女も、どこか憎めない感じがあるのがなおのこと良い。最初はとんでもない野郎だな、となった叔父さんですが、中盤以降はそのどこか情けない性格や、色々と散々な目に遭う様子を読むにつけて、どんどん憎めなくなっていきます。

    そしてこちら側の世界では魔法が使えないため、腕力で警官と対峙する魔女というのも面白い。こうやって書くと、なんだかめちゃくちゃシュールな話だな…

    そしてこの騒動に巻き込まれてしまう馬車を操る御者とその馬。この御者のおじさんのキャラも朴訥としてていいなあ。ディゴリーたちと一緒に異世界に飛ばされても泰然としています。もっと慌てろよ、とか思わなくもないのですが(笑)

    でも、不思議なことを違和感なく受け入れるキャラっていうのは、児童文学ならではのような気もします。これって何でだろう、と自分なりに少しだけ考えてみたのですが、これって物語のテンポが悪くなるからという理由だけでなく、

    子どもって良い意味で世間ずれしていないから、突然不思議な世界に迷い込んで「なんでこんなことに……」と現実と照らし合わせ鬱々とするキャラよりも、
    信じられないことも現実の延長として捉え全て受け入れてしまうキャラの方が、すっと感情移入してしまうのかな、とも思います。

    子どもの頃の想像力って見えない友達を作ったり、自分だけの世界に浸ったり、今よりも本当に深かった記憶があります。児童文学にファンタジーが多いのも、きっとその想像力ゆえ、大人よりもずっと身近にファンタジーの世界を感じられるからだと思うのです。

    だから、御者に「もっと慌てろよ」と思ってしまった自分は、たぶん大人になってしまったんだろうな、とも思うわけなのですが……。

    閑話休題
    そんな大人になった自分ですが、ナルニア国が創世される8章から9章の描写には夢中になりました! 詩的で壮大、かつあまりにも美しく描かれる世界が誕生する瞬間。神話の始まりの部分を、目にしているかのような圧倒的な描写! ここを読んだ瞬間、ナルニア国物語が世界三大ファンタジーと呼ばれる意味が分かったような気がします。

    そして天馬に乗って創世されたばかりのナルニア国をめぐる冒険! これも年甲斐もなくワクワクして読めました(笑)たぶん自分の中の子どもの部分は、まだ完全には死んでないのでしょう。

    ナルニア国物語でぱっと思い浮かんだのは、四人の兄弟がライオンと一緒に冒険する映画のCMなのですが、それはこのエピソードからまだ先の話みたいです。

    魔女との対決に含みを残したりと、まだ壮大なナルニア国のプロローグといった感じの話でした。なんとか今年中にはナルニア国を踏破したいものだと思います。

    • nejidonさん
      とし長さん、おはようございます(^^♪
      昨夜はワタクシの方にコメントをいただき、ありがとうざいました。
      やや混みあって読みにくいため、こ...
      とし長さん、おはようございます(^^♪
      昨夜はワタクシの方にコメントをいただき、ありがとうざいました。
      やや混みあって読みにくいため、こちらにお返事させていただきますね。
      最初に、気を悪くなど全くしておりませんので、どうかご安心を。

      端的に言えば、絵本や児童書は生きる力になります。
      こう言う風に生きていくものだよと、教えてくれる部分が必ずあります。また、そういった本を出さなきゃいけないと思っています。
      「子どもには、興奮ではなく喜びを」と、いつも肝に銘じております。
      お話の良さが、すぐには伝わらない場合も多くあります。でも、心の中で熟成させるその時間が貴重だとも考えます。
      そして何十年経っても忘れない事でしょう。
      「詳しいことは忘れたけど、何だか良いお話だったな」として思い出すことが出来る。
      それが財産となり得る。だから絵本や児童書が好きなのかもしれません。
      悪役も出来てきますが、「役」だとすぐ分かりますものね・笑

      読書の面白さは確かに小説は大きいものがありますが。
      問題は、どうしても読んでいて辛い描写が登場することです。
      悪役は「役」としてではなく、人間性の闇の部分として表現されます。
      「人間の暗部を鋭い筆致でえぐる」なんて絶賛される作品は、考えようによってはとても意地悪でしつこい作家さんなのではと(笑)
      思うのですよ。また、そうでなくては書けません。想像の中であっても書けるということは、本人の中でその要素があるということですから。
      単に、私の読解力の無さでしょうか。
      どうしてもそういった部分で躓きます。何の目的でこれを書いたのだろうと、悩んでしまいます。
      昨夜も夜型さんととし長さんに、快いお返事が出来なかったことを悔んで、殆ど眠れませんでした。
      メンタルが弱すぎるのかもしれませんね。。
      子どもたちに読み聞かせる時も、哀しい話では涙をいっぱい流してしまいます。いい加減、そういう自分を卒業したいです。
      とし長さんは良い方に解釈してくださいましたが、実態はそんなところです。
      すみません。何だか自分が、とてもつまらない人間に思えてきました。。。
      長々と失礼しました。
      2020/04/01
    • 沙都さん
      nejidonさん、こんばんは、
      コメント読ませていただきました。まず最初にこれだけは言わせてください。

      僕なんて気にせず寝てくださ...
      nejidonさん、こんばんは、
      コメント読ませていただきました。まず最初にこれだけは言わせてください。

      僕なんて気にせず寝てください(笑)

      今本当に体調管理が大事ですし、メンタルが落ちこんでると、身体の抵抗力にも良くないですから……

      いただいたお返事につきまして、少なくとも自分はnejidonさんのようにマイナスには捉えていません。

      色々な読み方、色々な感想があってしかるべしですし、逆に意見を合わせるのでなく、正直に感想を述べていただいて、すごいと思っているくらいです。ああやって真正面から異なる意見出すのって難しいことだと思うので。

      読み聞かせの話で一つ思い出したことがあるので、書かせてください。
      自分が小学校低学年の頃「ちいちゃんのかげおくり」という話の読み聞かせの授業があり、その時読み聞かせをしてくださった先生は涙ぐんでいらっしゃいました。

      当時は先生が泣いている意味がよくわからなかったのですが、その先生のおかげで、物語については今でも深く刻み込まれている気がします。

      nejidonさんの感情のこもった読み聞かせも、それを聞いた子どもたちはどこかのタイミングで、nejidonさんの涙とともに、その物語を思い出されるのではないでしょうか。

      小説の中の暗部の描写とその目的について、自分なりの解釈があるので、それも一応書いておこうかと思います。長いなあ、と思ったら無視しちゃってください(笑)

      基本的に人は、道徳、倫理のルールに則った理想的な社会や世界、未来、または個人の生き方や対人関係なんかを望むものだと思っています。

      では、なぜそうしたものから外れた辛い描写があるのか。それは、人というものは、そうした理想を追い求めるがゆえだとも思うのです。

      物語の基本的なかたちに、喪失と再生があると思っています。あまりに辛いことがあって失われたもの、それを物語の中で何らかの形で乗り越え、受け入れ、再生し、崩れた世界に秩序を取り戻す。

      小説の暗部の意味は、その暗部をセンセーショナルに描いて読者を煽ることではなく、それを乗り越え、理想的な人として、あるいは世界に戻る過程を描くのにおいて必要な舞台装置だと、そう思います。

      もちろん、世の中の小説はすべて爽やかに終わるわけではありません。後味の悪いもの、不穏な形で終わるもの、いろいろあります。でも、僕自身はそうした小説も好きです。それはなぜか。

      以前『折りたたみ北京』という作品のレビューで少しだけ似たことを書いたのですが、そうした後味の悪い作品であっても、それはあるべき理想的な世界が前提として書かれているからです。

      人って常識から外れたものを面白い、と思ってしまう生き物だとも考えています。漫才やコント、落語といったお笑いでも、常識から外れたやりとりやキャラ、展開があるから面白いものですよね。

      小説もそれと同じで、あえて常識や理想から外れた、不穏さや後味の悪さ、悪意を描くことによって、面白さを成立させるものもあると思います。

      でもそれができるのって、前提として常識や理想があるから、書けることだと思うのです。そしてそれを読む側も、常識や理想があるからそれから外れた小説を、お化け屋敷の中に入るような、一種の楽しみとして受け入れることができるのだと思います。(そこに一種の野次馬的な感情があることは、否定しませんが……)

      そうした小説を書くこと、読むことによって、逆説的に在るべき自分の中の理想の世界を再確認する、ひいては理想の世界の実現の一助になる、そんな意味もあるのではないか、と希望的すぎるかもしれませんが、自分はそう思っています。

      ここまで色々書いてきましたが、nejidonさんの読み方や受け取り方を否定するつもりは毛頭ありませんし、だから小説ももっと読め、と言っているつもりも、もちろんありません。

      ただ、一応こうやってフォローしておかないと、自分の読書傾向の殺伐さが申し訳なくなってくるので、自己弁護代わりに長々と書いただけです。相変わらずまとまりのない文章なので伝わっているかどうかは、非常に心もとないですが…

      まあ結局、このコメントで一番言いたかったことは「気にせず寝てください」ってことなので(笑)
      後は何か色々書いてるな、と気楽に受け取ってもらえれば幸いです。

      人って、ふとしたタイミングで弱気になってしまうものですよね。そういうときこそ、nejidonさんの愛した本の世界に逃げ込んでください。

      以上、長々と失礼致しました。
      2020/04/01
  • 恥ずかしながら初読である。小学生の時だったか、岩波書店版の『ライオンと魔女』は読んだ記憶があるが、その先のシリーズまでは手が出なかった。理由はよくわからない。きっと飽きっぽい性格が災いして、一つの話がずっと続くものは避けたのだろう。そういえば、ナルニアと並ぶファンタジー巨編の『指輪物語』も『ゲド戦記』も、実際に読んだのは大人になってからだった。

    そんなわけで、この正月休みを利用して、積年の心残りであったナルニア国物語にチャレンジをすることにした。

    さて、岩波書店版と書いたが、本書『魔術師のおい』は岩波書店版ではシリーズ6作目にあたる。それが、この光文社文庫版ではシリーズ1作目となっているのは、岩波版が原著の刊行順としたのに対し、光文社版が作中の時系列順としたからである。

    主人公はディゴリーとポリー。病気の母親と一緒に伯父と伯母が住むテラスハウスにやってきたディゴリーは、お隣の女の子ポリーと仲良くなり、屋根裏の探検を始める。屋根裏!子どもなら敏感に反応するに違いない。ルイス先生、わかってらっしゃる。そして、迷い込んだ伯父の部屋から、魔法の指輪で異世界へ行き、強大な魔女ジェイディスを復活させてしまうのだが…。

    これはナルニアという世界の創造のお話だ。かの有名なライオンのアスランは威風堂々と登場したが、おぼろげに覚えていた衣装だんすが通路という設定ではなかった。それは次巻以降のお話か。

    よく書かれた児童文学は大人が読んでもおもしろい、を地でいくような小説。本当におもしろく読めた。だがやはり、子どもの頃に読んでいるのが一番幸せな読み方だろう。子どもなら、途中で会社のメールやニュースが気になったり、キリスト教的な世界観が気になって作者のルーツを調べ出したりすることなく、一気に読み通したに違いない。少しの後悔とともに、2作目に進みたい。

  • 四国のzoomでの読書会に参加させていただいてる。
    そこの2月課題本。

    ナルニア国の初めの話。
    ファンタジーなんだけどイギリス社会への批判もあるらしい。黄色の指輪と緑の指輪。

    病気のお母さん。
    ディゴリーがりんごの実をお母さんに持って帰る?って葛藤するところ。魔女がイギリス社会の秩序とは違って暴れるところ。が印象に残りました。
    階級社会。身分ってとっても人を差別するもんだな。なんなんだろ。

    • りまのさん
      ゆさん
      おはようございます。
      フォローに答えて頂き、ありがとうございます!
      ナルニア国物語 は、大好きな物語で、全巻セット(紙箱入)のを持っ...
      ゆさん
      おはようございます。
      フォローに答えて頂き、ありがとうございます!
      ナルニア国物語 は、大好きな物語で、全巻セット(紙箱入)のを持っています。最終巻の、終わり方は、衝撃で、ちょっとどうか?と思いましたが、、、
      それでは ゆさん どうぞよろしくお願いいたします。
      2021/01/16
    • ゆさん
      りまのさん

      おはよう御座います。
      全巻お持ちなのですね^_^

      ファンタジーだけでないよさがある気がします。
      こちらこそよろしくお願いしま...
      りまのさん

      おはよう御座います。
      全巻お持ちなのですね^_^

      ファンタジーだけでないよさがある気がします。
      こちらこそよろしくお願いします。
      2021/01/16
  • 以前からナルニア国物語シリーズに興味があり、時系列順で読み始める事にしました。映画は公開当時に鑑賞済み。
    魔術師のおいは最初のお話ということで、本当に冒険に片足を踏み入れたばかりという感じの内容(あっさりと言えばあっさりだし、ナルニアへはなかなか行かず行っても短いですが、序章と考えれば)でしたが、(この先を知っているからこそかもしれないが)これからを思ってわくわくする感覚で読めました。ライオンと魔女に繋がるナルニアの経緯が分かるのも、余計にこの先を楽しみにさせてくれました。
    時系列順で読むと流れはすんなりですが、ライオンと魔女を通ってから読む方がやはり楽しい気がします。

    訳の言い回しが今風になっており自然で分かりやすく、注釈もすぐのページに書いてあり、とても読みやすい○
    挿絵が個人的にはあまり...でしたので-1☆。思い入れがあって描いてくれたようですが、文章から感じ取れるものより想像力の欠けた挿絵に思えて、どうにも冷めてしまいました。やはり原作に添えられているものの方よく感じます。

  • 岩波少年文庫での刊行順とは違うので、戸惑うかなと思ったらそんな事はなかったので一安心。解説によると作者はこの新約の方の順で読まれることを希望していたとか。むしろこの順番の方が分かりやすいかも。

  • ナルニアは映画で見たことがあったけど、その前日譚。とてもよかった。アスランと魔女の関係がやっとわかった。

  • 渡り廊下的屋根裏から始まり、世界の間の森に至る…。悪が入り込まなければアスランの新世界は仏教で言う浄土世界だったのか?先に発表された『カスピアン王子の…』で「(ものいうけものの国)ナルニアは人間が王たるべき国」と言っていたが、まさか英国の馭者をいきなり初代国王にする形で定まったとは!どこまでがアスランの予定だったのだろうか?/小学生時分に、父が最初に買ってきてくれたのがこの本だったが、やはり『ライオンと魔女』から読んだ方が謎がさかのぼって解けていく発見があるだろう。しかしシリーズ随一の面白さではあると思う

  • ナルニアは岩波少年文庫の『ライオンと魔女』と『カスピアン王子の角笛』を読んだきりで止まっていた。岩波は出版された順にシリーズが進んでいたが、こちらのシリーズは物語の年代順に進んでいるらしい。

    本書はナルニアの創世記が書かれているのですが、いや~、面白い❗️アスランも魔女も出てきますが、魔女は「ライオンと魔女」に出てきた時とは威厳があって堂々としていたが、こちらでは別人のよう、ちょっと間抜けに見えてしまう。

    ナルニアの情景も素晴らしくて、これは是非映像で見てみたいです。ジブリさんでもポケモン映画のスタッフでもいいからやってくれないかな。

  • 出版順ではなく年代順に出していくのは作者自身も望んでいるスタイルと、あとがきにあり、へえ、と。でも、『ライオンと魔女』を先に読んでいるからこそ、ああ、あの外灯ってそうなんだ! という感動が生まれるわけで。たんすもね。やっぱりオリジナルの順序のほうがおもしろいような。
    訳は読みやすかった。少し淡泊な感じもして、語りの力はやっぱり瀬田訳かなと思うけど、そこらへんはもう好みでしかない。

    しばらくぶりに(前は瀬田訳で)読んでみて、ナルニア国の創世のあたり、ほんとうに聖書とのパラレルがすごいなと感じた。一歩間違えば説教くさくなりそうだけど、詩的で美しく、聖書に似せながらも独自の世界になっているところが、あたりまえだけどすごい。そして、単純な感想だけど「ナルニア」「アスラン」っていう名前のひびき、いいよねえ。この名前を思いついただけでも勝利ですわ。

  • なぜか今まで読んだことがなかった名作。新訳が出たのを機にトライ。あとがきにもあるけど岩波版とは順序が違う。時系列で出していくとのこと、なので最初の巻は映画になった衣装だんすの話ではなく、それより前に起こった最初の冒険。つまり、たんすの向こうの異世界が開かれるまで。
    キーアイテムは指輪。この役割がおもしろい。異世界どうしをつなぐハブの森に引き寄せられるか、離されるかという2つ。
    子どもたち・・・ディゴリーとポリー、そして天馬のフレッジ・・・が、りんごを取りに行くところからの冒険がよかった。空を駆ける広々としたイメージ、ディゴリーの葛藤。新しい王と女王の誕生や、アスランが歩むごとに命が芽生える様子は、思い浮かべればうっとりするようなシーンだ。
    魔女は完全にやっつけられるわけではなく、遠くへ行っただけでまたいつ戻ってくるかしれない。次のお話の予感がある終わり方って、いいよね。

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著者プロフィール

「ナルニア国物語」シリーズの著者。ケンブリッジ大学で中世・ルネサンス文学を講じた教授でもあり、『愛とアレゴリー』(1936年)などの評論やキリスト教に関する著作も多い。悪魔論『悪魔の手紙』(1942年)は世界的ベストセラーとなった。代表作「ナルニア国物語」シリーズ最終巻『最後の戦い』(1956年)は、優れた児童文学に贈られるカーネギー賞を受賞した。

「2023年 『新訳 ナルニア国物語7 最後の戦い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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