探偵稼業はやめられない (光文社文庫 ア 4-1 「ジャーロ」傑作短編アンソロジー 1)
- 光文社 (2003年8月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (471ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334761318
感想・レビュー・書評
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海外ミステリーの男女探偵対決というコンセプトだが、日本のミステリーでもこの企画をやって欲しい。
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ここに収められている作品たちは、
概ね人気のシリーズで
読んだことがない主人公でも、ミステリ好きなら
名は知ってるという人物ばかりが豪華に登場する
短編集。
アンソロジーとしては楽しかった。
長編を読む元気がなかった時で、けれどあの面々に
会いたい。そんな事情で取り寄せてもらって読んだ。
確かにどれも粒ぞろいで面白いので、ミステリが
初めての方や、私のように、人気の追いかけていた
シリーズの訳出が最近はなかなかないので、
あの小説のこの人に再会したい
という向きにはお勧め。
著者のリリースの頻度がゆるくなっていたり
出版社の方で出さなくなったりすることの多い
ミステリという分野。
どれも花盛りという時期の作品なので面白い。
さて、長編読む元気も出たし、他の本も手に取ろうかな。 -
ヴィク、ステファニープラム、Oヘンリー、スカダー
知ってる面々ばかり、うれしいな。 -
「消えた死体」。短編。短篇集に収録。
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ミステリの短編集〜メンバーが豪華!
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S.J.ローザンのリディア&ビルの「十一時のフィルム」も載っているので取り寄せてもらった。
しかし訳者が違うだけで雰囲気変わる。
特にビルは直良和美氏訳だと「ぼく」だけど、こちらのの宇佐川晶子氏「おれ」で印象がずいぶん変わる。
個人的には直良氏の軽快な訳が好み。
リディアとビルのコンビネーションは相変わらず。
このアンソロには他にも二人組みが登場します。
コンビって掛け合いが楽しいね。