零下51度からの生還 エヴェレストの悲劇――死の淵から蘇った男 (光文社文庫)
- 光文社 (2006年2月9日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334761653
感想・レビュー・書評
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死に急ぐ理由があり、生き残るべき理由がある。そんな人がいるのだな。
相反する運命が強烈にせめぎ合う生き様が垣間見えたが、ツマラナイ書き方なのが残念。
これを題材にだれか小説書けば面白いかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
鬱病を薬以外で押さえ込む方法が記述されている。
筆者は鬱病のため、常にアドレナリンを上げなければならなかった。
さもなければ自殺しかねない状態だった。
なのに結婚し、家族を形成した。
アドレナリンを上げるために家族を省みない筆者。
妻子のみじめな様子が胸を打つ。
零下51度から生還した筆者は、
肉を絶ち、骨を絶ち、やっと家族のもとへ帰ってきた。
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