零下51度からの生還 エヴェレストの悲劇――死の淵から蘇った男 (光文社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334761653

感想・レビュー・書評

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  • 死に急ぐ理由があり、生き残るべき理由がある。そんな人がいるのだな。
    相反する運命が強烈にせめぎ合う生き様が垣間見えたが、ツマラナイ書き方なのが残念。
    これを題材にだれか小説書けば面白いかも。

  • 鬱病を薬以外で押さえ込む方法が記述されている。
    筆者は鬱病のため、常にアドレナリンを上げなければならなかった。
    さもなければ自殺しかねない状態だった。

    なのに結婚し、家族を形成した。
    アドレナリンを上げるために家族を省みない筆者。
    妻子のみじめな様子が胸を打つ。

    零下51度から生還した筆者は、
    肉を絶ち、骨を絶ち、やっと家族のもとへ帰ってきた。

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