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- Amazon.co.jp ・本 (515ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334761684
感想・レビュー・書評
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古代ローマを舞台にしたハードボイルド探偵ものの12冊目。
塩野七生さんの『ローマ人の物語』を該当の時代まで読んでいれば面白さ3倍。
詩の朗読会を開いたファルコに詩集出版の依頼が?
なんてうまくいくはずもなく出版社のパトロンをやってる大物が殺され捜査に乗り出すハメになった。
それから、未亡人となったマイアを狙っている(かもしれない)男たちが…。
今回は珍しくミステリっぽいファルコの推理ショウが見られます。
順番ではその回だけど今回は出張なしです。
(2006年08月20日読了)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
密偵ファルコシリーズ12作
いつも発売と同時に読んでいたのに、買ったまま寝かせてた。
そうこうしてるうちに14作目が発売されており、急いで読む。
いつものごとく楽しかった。
しかし毎度思うことだが、このシリーズは順番に読むべき。
突然この本(12作目)を読んでもあまりおもしろくないだろうな と思う。
蛇足ながら、この12作目を読み終え、続けて13作目『疑惑の王宮建設』を読み始めたら、翻訳家の違い というか、微妙な雰囲気の違いを感じる。
もともと複数の翻訳家でスタートし、最近は固定化された2人で翻訳しており、出版ペースもあがってるのはいいけど、シリーズ物の翻訳家はできることなら一人の方が個人的に好き。
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