ミッション・ソング (光文社文庫)

制作 : John Le Carr´e  加賀山 卓朗 
  • 光文社 (2011年12月8日発売)
3.39
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  • レビュー :9
  • Amazon.co.jp ・本 (489ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334761905

作品紹介

アイルランド人宣教師とコンゴ人女性の間に生まれたサルヴォは、両親から受け継いだ語学の才能で一流の通訳になっていた。ある日、英国政府情報部の依頼で秘密会議の通訳をすることに。表面上はコンゴ民主共和国の平和を目指す各勢力の代表者会議だったが、サルヴォはその裏に豊富な資源を巡る巨大な陰謀があることに気づく…。現在も紛争の続く東コンゴ情勢を背景に、サスペンス小説の雄が満を持して打ち出す国際謀略小説。

ミッション・ソング (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 訴えたいものはわからんでもないが、妻や恋人の関係が話をややこしくしており、ただでさえややこしい話がますます解りづらかった....

  • 訳者のせいなのか原文がそうなのか、とても読みやすいとはいえない文章。隠喩が多いのは原文を活かして訳したからだと思うが、そのせいで読むのに時間がかかった。疲れた。
    ストーリー はとても面白い。主人公の設定も魅力的。文章さえ読みやすければ…、という気もする一方で、そうするとただのエンタメ小説のようになって作者の良さが失われるんだろうかという気もする。

  • 紛争の導火線のそばで煙草吸ってるみたいなシナリオ(絶対禁煙!)は正直難しい。
    けど登場人物のキャラクター性がコミカルなくらい豊かだから、話が進んでキャラがわかってくるほど、もっともっと詳しく!読み進めてしまう。
    ル・カレ作品はキャラ萌えの文学だ…

  • 久々の再読。アイルランドの宣教師を父に、コンゴ人を母に持つ通訳が主人公。彼はイギリス人となり一流の通訳として誇りを持って働いていたが、イギリス情報部の極秘の会議の通訳を頼まれたこと、そしてコンゴ出身の看護師ハンナと運命的出会いを果たしたことによって大きく人生が、変化していく。主人公とハンナの素人くさいがまっとうで正しい考えが通用しない、邪悪で陰謀に満ちた政治とカネの世界へのルカレの怒りが直に伝わってくる。主人公に複雑で魅力的な背景を持たせたことによって、話の流れに説得力を感じられた。

  • ジョン・ル・カレを読むときは「めんどくさそうだな・・・」と躊躇する。
    原文のせいなのか、訳文のせいなのか。その上ストーリーも一筋縄ではいかない。
    それでも根気よく読んで行くうちに夢中にさせられるから困る。
    それがわかっているから、また手に取って「めんどくさいな・・・」となってしまうのだろうな。ああ。

    で、やっぱり面白かったんだよ。ああ。

  • 巨匠でありながら、ル・カレは常に進化し続ける。そして、世界を覆う不条理を容赦しない。しかも、今までとはひと味違う手法で新境地を開いた。これぞ、キング・オブ・キングズ!

  • ルカレの最新作(翻訳での)。
    いやー。。。。
    読みやすいのかと思ったけど、やっぱりルカレ。一筋縄ではいかない文章でした。原文ではどんな感じなんだろうなあ。さらにちんぷんかんぷんだろうか。どっちかというと「詩」的に感じるんだな、ルカレの文章は。

    個人的には、「ナイロビの蜂」のほうが、作品の舞台が広いぶん、面白度が高かったです。

  • ジョン ル・カレさん「ミッション・ソング 」読了。読み難さ全開!しかし、面白さ、奥深さ、全開!流石です。アフリカで起こっていることを、もっと意識しなければ‥

  • エスピオナージュやスパイ小説の世界では神様みたいな人なんだけど、題材がたまたまスパイというだけで、この人の場合は中味は純文学なんだよね。筆力や文章の難しさも。最初回りくどい描写にペースが上がらずたらたら読み進めるうちに、あるフェーズを境に
    突然物語に没頭し始める、といういつものパターンです。

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