中途半端な密室 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 1155
レビュー : 126
  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334763626

感想・レビュー・書評

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  • 「謎解きは…」の東川篤哉の短編集。ユーモアの中にもトリックしっかりしてます。岡山県出身?

  • やはり僕は東川篤哉が好きなんですな。ミステリ観が好きというか、作風が好きというか。だからこそ本屋大賞取って欲しくなかったという複雑なファン心理。だって一般ウケする作風じゃないですからねえ。

    そんなこんなで、デビュー前後の短編を集めた作品集。基本は安楽椅子探偵のスタイルなのですが、密室有り、建物消失有り、大袈裟な物理トリック有り、○○トリック有り、と内容バラエティに富んでいます。そしてそこにユーモアが絡み合うから読んでいて楽しいんですな。ミステリが好き! という想いがギュッと詰まった1冊です。

  • 東川さん、デビュー作及びプロデビュー前の短編を集めた作品集。
    「中途半端な密室」「南の島の殺人」「竹と死体と」「十年の密室・十分の消失」「有馬記念の冒険」の5編収録。

    どれも一貫して東川ワールド。
    他人が思いつかない、もしくは思いついても書かないであろうトリックとユーモア。
    この変わらなさが好きだなぁ。

    お気に入りは「竹と死体と」。軽く薀蓄もあり、歴史絡みもありということで。
    「十年の~」の力技もよかったな。

    この七尾幹夫と山根敏の大学生コンビの作品をもっと読みたくなっちゃった。
    シリーズで再開してくれたら嬉しいな。

  • 東川篤哉の初期の作品集!作者の好きな安楽椅子探偵が良く出ていて、とても面白い。これから、謎解きはディナーに繋がったんだなってのが、よくわかる꒰⁎ॣ●̷॔ ̴̧̇●̷꒱५₃

  • 東川篤哉さんの初期作品集。ユーモア控え目かと思ったら、既にけっこう全開ですね。表題作は昨年の『ジャーロ』で既読ですが、短編ながらきれいな本格。もう現在のスタイルが完成されているようにさえ思います。そのほか、歴史をからめたり、大掛かりなトリックがあったりと、さまざまなパターンを駆使してミステリを紡いでいます。一歩間違ったらバカミスになりそうですが、きちんとていねいに構築しています。大学時代を過ごした岡山や、子供のころに過ごしたK島なんかが出てくるあたり、東川さん馴染みの地域がわかって楽しい。しかし、岡山弁とか方言の会話文は他の地域の人もわかるんだろうかと、少し心配になりました。

  • 謎解きはディナーのあとで、の作者東川氏の本です。
    デビュー前の短編集とのことですが、コミカルなタッチはやはりなかなか面白く、推理も本格とはいえ、ほどよい難度で、かんがえながら楽しむという、私が感じている氏の本の根本のようなものも、すでにあります。
    軽妙で楽しかったのですが、読みごたえが若干足りない気がしなくもありません。
    これは個人差かもしれませんが、あえて星三つにしました。

  • ワンコインという値段の手ごろさと、帯の言葉(最近出た東川作品の中ではダントツで面白い)に魅かれて買いました。長編デビュー前後の、初期の短編が収められています。面白い!! 読後は何だかほんわかした気持ちになりました。好きなことを楽しんで書いているのが伝わってきます。掛け合いの妙は「もう誘拐なんてしない」に通じるものがあるかも。

  • 有馬記念の冒険に一票いれましょう。
    競馬は嫌いやけどね。ギャンブルの中で一番競馬が嫌い。ほんま嫌い。ピーマンより嫌い。
    ギャンブルはほどほどにね!

    時々ユーモアミステリが欲しくなるアナタ、どうぞ。

  • デビュー作を含む「本格推理」シリーズに収録された初期短篇集。
    安楽椅子探偵が活躍するので、「謎解きはディナー」の毒舌執事のルーツになるのかも。
    軽いタッチだが、トリックはしっかりしているので楽しい時間を過ごせる。私的にはカープネタが無いので寂しいが。

  • 「中途半端な密室」
    「南の島の殺人」
    「竹と死体と」
    「十年の密室・十分の消失」
    「有馬記念の冒険」

    「中途半端な密室」が意外な真相って意味で一番面白かった。
    「南の島の殺人」のユニークな真相(?)もなかなか。

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著者プロフィール

作家

「2018年 『世にもふしぎな動物園』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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