中途半端な密室 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 1145
レビュー : 125
  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334763626

感想・レビュー・書評

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  • 安楽椅子探偵。
    楽しく読めた。

  • 著者の作家デビュー前に投稿していた作品を中心とした作品集。
    特徴としては、「安楽椅子探偵」「ユーモアミステリ」「意外と本格」という、現在に通じる印象を受けた。

    「中途半端な密室」
    見方によって事件の様相がガラッと変わってびっくり。
    「南の島の殺人」
    叙述トリック(というのだろうか;)が真相解明のきっかけになっているところが面白い。
    「竹と死体と」
    死体の発見された状況は不思議だけど、言われてみればなるほど。
    「十年の密室・十分の消失」
    消失の方は肩透かしだったかな。状況と消失トリックが明らかになるところはなるほどだったけど。
    密室のほうはなかなかのでき。
    「有馬記念の冒険」
    ちょっとしたイタズラが事件の徒に複雑化しているあたり、いいね。

  • ユーモアミステリーという気楽な気持ちで読めば十分楽しめる。真剣に読めばツッコミどころは満載だが、これは作家の持ち味だと思っているのでそれはそれで楽しめた。

  • 「謎解きはディナーのあとで」でおなじみの著者による安楽椅子探偵小説であり、ユーモアミステリーの短編集です。
    著者は岡山大学卒業ということで、2つめ以降の短編は岡山が舞台です。岡山弁満載なところが懐かしい。やっぱり広島弁と岡山弁は似ているようでかなり違う、福山弁はどちらかというと広島弁より岡山弁に近いかも…などというどうでもいいことを考えながら読みました。
    ミステリー好きのみならず、広島、岡山出身者にもおすすめしたい1冊です。

  • 足跡に対する配慮がなあ。
    木の弾性、とでも言うのかあれのビヨーンは「学ばない~」でも使われた。
    その原型なのかな。

  • まー。普通かな。ちょうどスノボの時に読み終わったんで後輩にあげちゃった。あいつ読むかなー。

  • 20130202
    十川一人、片桐圭一、小説家
    女性暴行
    末次不動産、末次幸吉
    公園のテニスコート
    末次が女性追う、転んで自分の腹を刺す
    鈴木安江、柏原則夫
    七尾幹夫、山根敏
    ビルダグラス、ジミーダグラス、リンダ、トニー
    桜島、灰、傘
    橘古書店
    竹の上、老婆自殺
    一間、182㎝
    雪で頭を下げた竹
    中江美也子、画家の中江陵山の娘
    陵山自殺?、緑雨荘、陵山の兄、孝太郎、使用人、三浦安吉、順子
    丸太小屋が消えた、絵と鏡
    美也子、掃き出し窓から密室の中へ
    首吊りの真似、事故
    カツ丼 鶴屋、鶴岡康之
    岡山県警、深山警部、高橋刑事
    安田賢三、箪笥預金のことを漏らす
    三浦卓也、沖原誠、バイト
    野口文雄、安田を目撃
    沖原、橘古書店へ、敏とミキオ
    時計をずらす、DVDでイカサマ

  • 久々に東川篤哉さんのユーモアミステリが恋しくなり、本屋へ。
    以前は見るたびに違和感を覚えた表紙ですが、嵌りだしてからは一目で作者が分かって便利です。

    今回は短編集。
    テニスコートで発見された男の死体。コートには内側からカギがかけられ、周囲には4mの金網。犯人は内側からカギをかけてわざわざ金網を上って逃げた?!
    とある大学生の下に届いた南の国に滞在中の友人からの手紙。そこには彼が巻き込まれた奇妙な殺人事件を解決してくれと書かれていた。パラソルの下の全裸死体の謎を解け!
    など、全5編が収録。

    短編と侮るなかれ、なかなかどうして脳汁が出てきそうな難問ぞろいです。
    どこか間の抜けた空気感の中に、ずどんとガチのミステリー要素を盛り込んでくるので、ひとつひとつの話がわくわくして読めます。
    烏賊川シリーズは実際に事件に巻き込まれて~という展開が多かったですが、これらの話はすべて安楽椅子探偵による推理が光ります。
    ミステリーが好きな方、是非謎解きに挑戦してみて下さい。

  • 東川氏の短篇集です。主に安楽椅子探偵モノ。
    東川氏の短篇集と言うと、長篇にも増して軽快さとコミカルさが絶賛増量中です!みたいなユーモア溢れる話が多いですが、この短篇集も例に漏れずそんな1冊でした。そしてどの話も「おお~(ププッ)」となります。

    元々テンポの良い文体と話の運びが短いページ数でトントン進むので、途中で飽きることなくすいすい読み進められます。短篇集だと、さっと1話読んで休憩できるので、気楽に読めていいですね。

    登場人物は大学生コンビを軸に、やはりちょっととぼけた憎めないキャラクターばかり。個人的には高校生が主人公の鯉ヶ窪学園シリーズよりも、この大学生コンビ(もしくはもう1人の彼を追加して3人組でも)をメインにしたシリーズものがあれば是非読んでみたいなあと思います。

  • 東川篤哉デビュー作を含む短編五作を集めた短編集。   
    全てが安楽椅子探偵形式。 たまたま赴いた先で事件に遭遇するなんてことはない。  
    少ない情報から辻褄を合わせていく様は読んでいて面白い。  
    「なるほど」「そうだったのか」のオンパレードでした。

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著者プロフィール

作家

「2018年 『世にもふしぎな動物園』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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