常念岳一ノ沢の死角 (光文社文庫 あ 8-44)

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334763664

作品紹介・あらすじ

常念岳に登っていた中学生パーティーから安曇野署に救助要請が入った。女子生徒一名が転落し重傷だという。結局、治療の甲斐なく息を引き取ったが、刑事・道原伝吉は小さな矛盾点から死因に疑問を持ち始める…(表題作)。道原伝吉の粘り強い捜査が真実を解き明かす山岳ミステリー五編に、男女のもつれた感情を描く二編を加えた、"情念の文学"梓ワールド傑作集。

感想・レビュー・書評

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  • 淡々と事柄が描かれ、なるほどと思わせる部分は多い。だが最近の心理描写の濃いミステリーを読んでいると、何か物足りない気がするのは私だけか。

  • (収録作品)岩稜の目/常念岳 一ノ沢の死角/小屋閉め前夜/近い山/重装備/傷口書留/春の血筋

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著者プロフィール

長野県生まれ。昭和55年、作家デビュー。山岳ミステリー、旅情ミステリーの第一人者として人気を博している。著書に私立探偵・小仏太郎シリーズ(小社刊)ほか、人情刑事・道原伝吉、旅行作家・茶屋次郎、山岳救助隊員・紫門一鬼などの人気シリーズ、松本清張との交流を描いた『回想・松本清張 私だけが知る巨人の素顔』がある。近刊に『白馬八方尾根殺人事件』『京都・化野殺人回路』『鎌倉殺人水系』『松本―日本平殺人連鎖』などがある。

「2023年 『男鹿半島 北緯40度の殺人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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