私の庭―北海無頼篇〈上〉 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 13
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (500ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334763848

作品紹介・あらすじ

アイヌの妻、幼い息子、白き巨狼と共に山中で暮らしていた権介が、突然放浪の旅に出た。その旅先で砂金掘りをしている女性アキカゼと出会い、苦労の末に伝説の金塊を手に入れる!だが、執着を知らない権介は金塊を妻の父に預け、アキカゼを連れて妻子との生活に戻るのだった。やがて、成長した息子・元介は、やくざの親分・鐵五郎との仲を深め、権介から離れていく-。

感想・レビュー・書評

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  • 浅草篇→蝦夷地篇→北海無頼篇と続く三部作の最終巻。
    色々と超越している権介、元介はともかく、不器用で弱くて人間くさい茂吉がどうなるのか知りたくてずっと読み続けてきた。
    ラストは涙無しでは読めない。間違いなく傑作。

  • すげぇー

    先が気になる。
    なんだろうこの文章から滲み出るものは…
    下巻に急ぐ

  • 全2巻。花村萬月の大河小説三部作の最終篇。全2巻。明治初期の激動の時代における雄大な自然を持つ北海道を舞台に、ヤクザものの男たちを中心にドラマは展開する。生きるとは何か、殺すとは何か、強さとは何か、黄金とは何か。己の生きる寄るべを探し求める男たちの姿がユーモアを交えて描かれる中に、そのような本質的な問いを見る。前半の権介とアキカゼが黄金を探し求めるくだりはやや冗長な印象を受けましたが、変幻自在にクライマックスへ向けて収斂するストーリーは後半になればなるほど最後まで目が離せませんでした。

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著者プロフィール

1955年東京生まれ。89年、『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。その後、特異な感性で話題作を次々と発表。98年、『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、『ゲルマニウムの夜』で第119回芥川賞、2017年、『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞。著書に『笑う山崎』『ブルース』『ワルツ』『弾正星』『ロック・オブ・モーゼス』等多数。

「2018年 『ニードルス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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