灰色の動機―ベストミステリー短編集 (光文社文庫)

著者 : 鮎川哲也
  • 光文社 (2012年4月12日発売)
3.00
  • (0)
  • (1)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
  • 本棚登録 :26
  • レビュー :7
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334763978

灰色の動機―ベストミステリー短編集 (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 6作の短編とエッセイひとつ。
    本巻は、ミステリ足すショートショートの面白さ。

  • (収録作品)人買い伊平治/死に急ぐもの/蝶を盗んだ女/結婚/灰色の動機/ポロさん

  • +++
    森三郎という男性が陸橋の下で死体で発見された。しの子は、警察に過失死とされた恋人の死を不審に思い、事件として調べ始めた。しかし、容疑者は―(「灰色の動機」)。表題作をはじめ、珠玉のミステリーはもちろん、最初の小説である「ポロさん」、唯一のSFで文庫初収録の「結婚」など鮎川作品の中で異色テイストの作品を満載した贅沢な一冊。オリジナル短編集第三弾。
    +++
    「人買い伊平治」 「死に急ぐもの」 「蝶を盗んだ女」 「結婚」 「灰色の動機」 「ポロさん」
    +++

    鮎川作品をたくさん読んでいるわけではないので、異色かどうかはよく判らないが、本作に収録されている六篇はそれぞれテイストが違っていて、読者を飽きさせない。いずれも1900年代半ばに著されたもののようだが、道具立てや背景は別としても、現代でも通じる要素がたくさんあるのに驚かされる。贅沢な一冊である。

  • 2012/05/13読了

  • 『人買い伊平治』
    金貸しの老人を殺害した容疑をかけられた若尾道春。死に際に残された「桐生」という言葉と「WM」のイニシャル。海外に逃亡した若尾からの手紙。シンガポールの娼館で人買い伊平治の下で働く若尾。娼婦との恋。殺害された娼婦の復讐。

    『死に急ぐもの』
    雪の道から転落した車。運転していた会社社長・福田の死。福田の所持していたワンピース。和服しか着ない後妻。

    『蝶を盗んだ女』
    デパートで蝶の標本を盗んだ女を目撃した若林慎一。万引きした女・大村みゆきに体の関係を強要した若林。関係が深まり恋に落ちた二人。若林の元に二人がホテルに入る写真を持ち込み金を要求する探偵。離婚に追い込まれた若林に仕掛けらた罠。

    『結婚』
    宇宙旅行が可能になった未来の世界。1度結婚したら離婚できない世界で初めて見た女性にプロポーズした男。

    『灰色の動機』
    酒に酔った状態で転落死していた森三郎。「よっちゃん」と呼ばれる男と一緒に飲んでいた森。「よっちゃん」の正体を探す刑事。浮かび上がった堤芳樹。2年前に死んでいた堤。死の直前見知らぬ男と宿に泊まっていた堤。再婚した堤の妻の誕生日の証言からの展開。

    『ポロさん』
    貧しい長屋に住むロシア人夫婦ポロさん。

  • マニアックで変わり種の多いラインナップ。

    探偵役がいないので、なんともふわふわした感じ。
    唐突に終わってたり、後味が悪かったりと、アユテツらしくない作品の方が多い。
    正直レビューにも困ります。

    短編の名手なのでそこそこ面白いけど、なんにも響かない。
    こういう作品を書いてた時期もあったのね、ってことですかね。

  • なんだかマニアックな品揃え。

全7件中 1 - 7件を表示

灰色の動機―ベストミステリー短編集 (光文社文庫)のその他の作品

鮎川哲也の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
東野 圭吾
東野 圭吾
麻耶 雄嵩
東野 圭吾
道尾 秀介
法月 綸太郎
冲方 丁
東野 圭吾
有効な右矢印 無効な右矢印

灰色の動機―ベストミステリー短編集 (光文社文庫)はこんな本です

ツイートする