鬼役〈1〉 (光文社時代小説文庫)

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  • 光文社
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レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334764012

作品紹介・あらすじ

毒を啖うて死なば本望-将軍家毒味役を務める御膳奉行、またの名を「鬼役」。十八年間、鬼役を務めてきた矢背蔵人介には、もう一つ「暗殺役」という隠れた顔があった。ある日、蔵人介は非道の御用商人を成敗する。しかし、そこから幕閣の隠謀に巻き込まれ-。豊富な脇役たちを取り揃え、蔵人介の田宮流居合術の「剣」が巨悪を裁く壮大なシリーズ第一弾、開幕。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズものと思い読み始めたのにいきなり設定が崩れ去る顛末に唖然。頑なな矢背家の面々に引き込まれて読後の爽快感はまた格別でした。

  • 初版が、2012年であるが、私の読んだ本は、2016年6月25日発行の本であった。
    この時点で、もう18巻もの本が出ている。

    将軍家毒見役 またの名を「鬼役」と、呼ばれ、その勤めを18年全うしている矢背蔵人介。
    そして、もう一つの役目が、「暗殺役」。
    男性の時代小説らしく、ズバズバと、悪を倒していく。
    田宮流居合術と、かたくなに、正直者の変骨さも、時代背景として、ハラハラドキドキさせる。
    何でも上司の言う事は、イエスと、言わざるを得ないで、遂行していく主人公。
    加賀守の狙いが、最後にわかり、蔵人介は、乾坤一擲で、やり止める。
    又、武芸者なのに、妻の幸恵の采配が、面白い。
    これは、次を読まないといけない。

  • 裏の役目を指示する人がいなくなったところからシリーズが始まるの?

  • 将軍家毒味役の御膳奉行が表の顔。
    裏の顔は泣く子も黙る、田宮流居合の遣い手。
    矢背蔵人介。
    久々の一気読みだったくらいにサクサク読めた。
    いやー本当にかっこいい。
    清々しいくらいにかっこいい。
    斬り合いのシーンが多いけど、またそれも臨場感溢れる。
    また、毒味ってこーやってたのかーと勉強になる。
    そしてやはり、出てくる料理が美味しそうな描写。
    そして最後の最後でのどんでん返しの戦い。
    途中途中に出てくる蔵人介の養母、志乃がやたらかっこいい。
    褒めちぎり過ぎかもしれないけど、内容がとても分かりやすいから
    歴史小説が初めての人もハマりやすいのでは?と思う。
    ドラマ化してほしい作品の上位にランクインする(個人的には)この鬼役。
    すごーく読みやすいし、最初ページをめくった時思ったこと
    「あらやだ!字が大きい!!」と。

  • シリーズ第一弾(「鬼役 矢背蔵人介 春の修羅」の加筆改題)
    春の修羅の加筆・改題、これだけをまだ読んでいなかった
    開始としてはそこそこ楽しく読める

  • 初めて読む作家さんだったので、文章に慣れるまでちょっと時間がかかりました。

    毒味役の裏の顔が、暗殺役。
    この設定がとりあえず燃える。
    居合い抜きの名人やら槍の名人やら、時代劇としてものすごく清々しいチャンバラ!
    そして、強い強い女性陣が魅力的。

    物語としては、導入編って感じで、面白くなるのはこれからかなーという感じ。

  • 主役が毒味役で裏が暗殺役っていうキャラクターの設定については、ま、小説としてありそうな話ですが、この話は田宮流の居合いだったり、柳剛流のすね斬りだったり、比較的取り上げられない流派が出てくるのが最大の特徴ですね。
    特に柳剛流なんて、味方側に出てくる話なんて初めて読んだ感じですよ。
    話も幕閣に近い事件で、町民の出番が少なく、これまた珍しい感じ。
    やっぱり、時代小説が流行っているので、何とか特徴を出していかないといけませんからね。
    家族も変わった人ばかりな感じで、楽しく読めました。
    次回作も愉しみ。

  • 居合いぬきだけでは、世間を渡れないのでしょうか。

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著者プロフィール

1961年新潟県生まれ。早稲田大学卒業後、11年の会社勤めを経て文筆の世界へ。花鳥風月を醸し出す筆致で描く時代小説には定評がある。

「2013年 『雲 死ぬがよく候 五』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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