王都炎上 アルスラーン戦記 1 (光文社文庫 た-24-5)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334764036

感想・レビュー・書評

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  • 感想
    創作物語。長さなどの単位まで創作するなんてこだわりがある。

    イメージ的にはシルクロードが通る中東あたりかな?

    物語の最初にある無敗の王の敗北について、無敗の割になんて無防備で単純な作戦だったのか。本当に無敗か?って思ってしまう。


    あらすじ
    パルス国の太子であるアルスラーンが初陣に望む。

    敵のルシタニアはパルスに攻め入ったため、これを迎え撃つ形となった。

    パルス国王は即位後、一度も負けたことがなく、勝利に揺るぎない自信を持っていたが、霧による視界不良と天然の堀、火攻めにあい、国王は捕虜となり、パルス国は無残に敗れる。

    アルスラーンは若き万騎長のダリューンと共に、知将ナルサスの治める土地へと逃れる。

    アルスラーンは世捨て人で才能はないが、絵にしか興味のないナルサスを宮廷画家に迎える約束をして、なんとか仲間にする。

    ルシタニアの侵攻によりパルスの王都は陥落する。

    アルスラーンたちは、さらに仲間を二人加え、パルスを裏切ったカーラーンの追撃を退ける。

    ルシタニアに付く銀仮面の男は、パルスを憎んでいた。彼は前の王の子供のヒルメスだったのだ。

  • 銀河英雄伝説を読み終わったのでこちらに着手!

    現実世界に近い異世界で古代の中東を思わせる世界観!読んでいてこれから続く英雄譚にワクワクしてきます。

    味方の裏切りにより不敗の王国が滅亡を迎えることとなる。亡国の王子アルスラーンは僅かであるが有能過ぎる家臣達に囲まれて救国の英雄となるべく立ち上がる!

    若獅子将軍、芸術家を目指す軍師、戦巫女、一騎当千の吟遊詩人、軍師の従者とアルスラーンの味方は今は5人しかいませんが皆んな強すぎます!

  • シリーズの途中から積んでしまっていたのでおさらいでざっと読むだけのつもりが、ペルシャっぽい世界に引き込まれて、物語が始まるわくわく感をもう一度味わった。
    キャラクターたちが魅力的なのだけど、最後まで死なないでいてくれるだろうか。

  • パルスとルシタニアの戦で、過信ゆえに部下の諫言も聞かず、戦に負けたアンドラゴラス王。息子のアルスラーンは武力、知力共に長けた5名の仲間と起死回生の一手を打とうとする。
    戦争の下地には、怨恨や宗教があり、歴史物らしい話。私は苦手なカタカナがオンパレードで、ややこし言葉も多く、話にまだ入り込めず…

  • パルスの心優しい王太子・アルスラーンの成長が本当に楽しみ!!
    万騎長たちダリューンやシャプール、キシュワードやサームなど魅力的なキャラクターがたくさん出てきます!

    私のお気に入りキャラはナルサス。ダリューンとの夫婦漫才(?)など面白いです笑

  • 旦那さんオススメで読んでみた。
    初めからどんどん展開して面白い!
    キャラも立っているし。
    いまのところ、ナルサスが好みな感じになっていく予感♪

  • 完結まで長すぎたが好きな物語であった
    いろんな版元で出たのですね
    登録は好みの表紙で

  • 安定した面白さ。

    一回読んだことがあるけど、完結したので改めて一から読み直し。

    アニメを見たせいで、絵が浮かびやすい反面、アニメのキャラがチラついて仕方ない。

    良くも悪くも映像の力は強いなと感じますね。

    いまさら言うことでもないですが、オススメです。

  • アニメが好きで、いつか読みたいと思っていたものがようやく読めました。面白いです。アニメでは出てこなかった場面があったり、登場人物の印象が違ったりと、新鮮さがありました。

  • 子供のころ、冒険物語を読んだ時の気持ちを思い出した。
    とにかく、面白くてわくわくの期待感。
    こういう本を探していたのだと思う。
    ずーっと気になっていた本でしたが、ついにその1ページを開いてしまいました。
    ファンタジーの男性版、王道。
    中世の西洋やペルシャ帝国を彷彿とさせ、主人公やその仲間の魅力。
    設定も好きな人にはたまらないといった物語。

    殺戮の場面がちょっと残酷で気になるが、これから数か月楽しい時間が持てそうです。

    • 9nanokaさん
      ついに田中芳樹に手を出されましたね!
      男性ははまると噂で聞いています。ちょっと興味があります…>_<
      余談ですが、長友さんも漫画版の方を...
      ついに田中芳樹に手を出されましたね!
      男性ははまると噂で聞いています。ちょっと興味があります…>_<
      余談ですが、長友さんも漫画版の方を読んでいるそうです。
      2015/11/11
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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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