脱獄山脈 (光文社文庫 お 22-26)

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  • Amazon.co.jp ・本 (525ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334764111

作品紹介・あらすじ

殺人罪で多摩刑務所に服役中の元警察官・一刀猛のもとに、妹が殺されたという報せが入る。彼女は兄の無実の罪を晴らすため、何者かに接触していたらしいのだが…。妹の復讐と自らの潔白を証明するため、一刀は三人の仲間と脱獄を敢行する。奥多摩、奥秩父を経て、北アルプスへと逃避行を続ける一行を待つ運命は?大自然を舞台に愛と友情を描く傑作山岳推理。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルのまま、脱獄して山に逃げ込む話。
    話のスケールはでかいんだけど、気がついたらみんないい人になっちゃって、こんなにうまく行くのかな、と。
    でもいつかまた、このパーティーで登山をして欲しい。

  • 脱獄囚の逃避行・山岳小説 という題材の割に話が平和的に進んでいく。もう少しスリリングな展開や息を呑むようなシーンがあっても良かったのでは・・・。山に関する描写も少なく、奥多摩から長野を経て北陸まで日本の山脈を縦走するというスケールの大きさをいかしきれてない感じがしてとても残念。

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著者プロフィール

1929年、三重県鈴鹿市生まれ。中央大学法学部卒。同人誌を経て56年、時代小説でデビュー。78年『殺意の三面峡谷』でミステリーの新境地を拓き、『顔のない刑事』が350万部を超える人気シリーズとなる。著書に『誘拐山脈』『白の処刑』『死に花』など多数。

「2016年 『歌舞伎町謀殺 顔のない刑事・刺青捜査』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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