麺’sミステリー倶楽部: 傑作推理小説集 (光文社文庫 み 19-40)

著者 :
制作 : ミステリー文学資料館 
  • 光文社
2.78
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本棚登録 : 49
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334764821

作品紹介・あらすじ

ラーメン、蕎麦、うどん、素麺、スパゲッティ-とにかく麺類が大好きな日本人。当然、それらに材をとったミステリー小説も数多く、巨人・乱歩は夜泣きそばの屋台もひいたという。本書には、名人・古今亭志ん生の落語「探偵うどん」をはじめ、ミステリー界の人気作家たちが腕によりをかけた逸品を収録。読めば必ず食べたくなる異色の推理小説アンソロジー。

感想・レビュー・書評

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  • ラーメン、蕎麦、うどん、素麺、スパゲッティーーとにかく麺類が大好きな日本人。当然、それらに材をとったミステリー小説も数多く、巨人・乱歩は夜泣きそばの屋台もひいたという。本書には、名人・古今亭志ん生の落語「探偵うどん」をはじめ、ミステリー界の人気作家たちが腕によりをかけた逸品を収録。読めば必ず食べたくなる異色の推理小説アンソロジー。
    (2012年)
    — 目次 —
    五代目古今亭志ん生『探偵うどん』
    北森鴻『はじまりの物語』
    大沢在昌『六本木・うどん』
    山田正紀『麺とスープと殺人と』
    石持浅海『夢のかけら麺のかけら』
    西村健『途上』
    嵯峨島昭『ラーメン殺人事件』
    梶尾真治『電気パルス聖餐』
    村上元三『艶説鴨南蛮』
    清水義範『きしめんの逆襲』

  • 麺ネタが良い塩梅で織り込まれていて、読んでいるうちにお腹が空いてくる。

  • 麺にまつわるミステリー。

    麺と言っても様々でしたが、この本の大半は
    ラーメンが多かったです。
    ミステリー色も、濃かったり薄かったり
    半々だったり、で読むには楽しかったです。
    ただ、内容覚えてますか? と言われると
    そこまでは…と答えます。

    鏡に映った殺人、が印象的でしたが。
    あまりに語ると、色々ばれます。

  • 【腹減り度】

    【食べ物の割合】

    【1番美味しそうだったもの】
    石持浅海『夢のかけら麺のかけら』のチキンラーメン(バキバキに砕いてそのまま食べる)
    *感想*
    麺に因んだ小説を集めたアンソロジー。
    タイトルで これは! と思ったのですが中身はそんなに麺麺しておらず。いや、グルメ小説じゃないからねと自分を慰めつつ。
    いろいろな作品から1話だけ取り出したものなのでキャラクターがしっくり入ってこなかったり。
    連作短編の1話だけ取り出してもね、みたいな。
    清水義範の『きしめんの逆襲』が1番面白かったです(内容きしめん全く関係ないけど/『蕎麦ときしめん』既読)

  • 麺が何かしら登場する10篇のミステリーからなるアンソロジー。こんな企画が通るとは…日本人どんだけw。

  • 麺がメインは難しいのか、
    麺がからむだけという話が多かったけど
    顔ぶれが多彩で飽きずに読んだ。
    でもタイトルがなんかダサい。

  •  色々な作家さんが物語を書いているので評価はしづらい…。

     面白い話もあるが、オイオイと、言いたくなるものもある。

     タイトルは麺だが、麺が前面にでている小説はほとんどないので、タイトルに期待して読むと失敗するかも。

     麺が前面にでていても、このラーメン蘊蓄は意味があるのか?と思ってしまうものもあるし…。

     普通のミステリーで良いじゃん!麺とかつけなくて良かったじゃん!

     というのが読後感。


     面白いのもあったので、短編ミステリー集としては良いのではないかなぁ?

  • 口絵 江戸川 乱歩 ★★★★★

    探偵うどん 五代目古今亭志ん生 ★★★★
    はじまりの物語 北森 鴻 ★★★★★
    六本木・うどん 大沢 在昌 ★★★★
    麵とスープと殺人と 山田 正紀 ★★★★
    夢のかけら麵のかけら 石持 浅海 ★★★★
    途上 西村 健 ★★★
    ラーメン殺人事件 嵯峨島 昭 ★★★
    電気パルス聖餐 梶尾 真治
    艶説鴨南蛮 村上 元三 ★★★
    きしめんの逆襲 清水 義範 ★★★

  • ミステリー文学資料館編
    (収録作品)探偵うどん(五代目古今亭志ん生)/はじまりの物語(北森鴻)/六本木・うどん(大沢在昌)/麺とスープと殺人と(山田正紀)/夢のかけら麺のかけら(石持浅海)/途上(西村健)/ラーメン殺人事件(嵯峨島昭)/電気パルス聖餐(梶尾真治)/艶説鴨南蛮(村上元三)/きしめんの逆襲(清水義範)

  • 2012年10/31読了
    もう少し軽いノリかと思ってたら
    思いのほか暗かった
    シリーズものの一作多し

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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