和菓子のアン (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 10082
レビュー : 1610
  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334764845

感想・レビュー・書評

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  • 2019年、12冊目は、単独作初読みの坂木司。コレも「今さら」感がある作品。

    梅本杏子、18才。高校卒業後、約一ヶ月のニート生活の末、デパ地下の和菓子店『みつ屋』でフリーターとして働き始める。

    先に『和菓子のアンソロジー』で、この作品の後日譚は既読。ソレがこの一冊を手に取るキッカケになったコトは紛れもない事実。そして、その期待を裏切るコトもなかった。

    内容的には「お仕事ミステリー」とあるように、全五編各々に、和菓子の知識や、飲食業界の隠語などが絡められたライトな謎解きモノ。ソレを構成するメインキャラの、キャラ立ちの良さは格別。また、言葉のチョイス&使い方、テンポ感が自分の嗜好にがっちりとハマった。

    また、追いかけてみたい作家の登場といったトコであります。

  • 幸せな物語でした。和菓子が食べたくなる!!
    お家に置いておきたいです。

  • ひねくれているので話題になった本は読むのがだいぶ先になってしまう。
    面白いと勧められて、本棚の肥やしにしてしまいやっと読了。(肥やしにしてもちゃんと読みます)
    ちょっとぽっちゃり?なアンちゃんこと梅本杏子がデパートにある和菓子屋のみつ屋でアルバイトをして、和菓子にまつわる謎を解いていく。そんな日常ミステリー。
    椿店長がメインで探偵役をするがアンちゃんも探偵役をこなせるあたりなかなか頭のいい主人公なんだろうなと思う。ただ、今時な女の子の語りと個性豊かな登場人物の活躍譚だけだったら読むのが辛かったがその辺りで読みやすかった。
    とはいえ一番の魅力は和菓子の話だと思う。
    上生菓子をあまり目にする機会はないのだが綺麗な形だけでなく、菓子一つ一つに物語(時にはダジャレもある)があるのは素敵。
    よく見るあの和菓子にもそんな名前の由来があるなんて思わなかった。
    好きな話は「萩と牡丹」。あの応酬が良かったというのもある。

  • とにかく和菓子が食べたくなる
    登場人物が好きになる

  • 百貨店の地下、和菓子販売店のみつ屋でアルバイトをしている梅本杏子ちゃん(通称 アンちゃん)のお話。

    和菓子の歴史や名前の由来なんかにまつわる、ちょっとした謎かけが、全5編の短編に折り込まれています。

    飽きずにさくさく読み進められますし、
    何より和菓子を食べたくなってくる〜〜!!笑

    そういえばデパ地下の和菓子店って、あんまりじっくり見たことがないかも。。
    (いつも洋菓子店に引き寄せられがち)

    この本を読んだことをきっかけに、一度、和菓子店をゆっくり見に行こうかなと思います。

  • 赤毛のアン、和菓子好きとしては読まずにはいられない!と軽く読み始めた。軽い文体が読みやすく、どんどん読めた。和菓子のうんちくが面白くて勉強したくなった。

  • ★読もうと思ったきっかけ
    あやなからのオススメ

    ★感想
    ほんわかミステリー。
    つわりで本が2ヶ月くらい読めなかったけど、リハビリとしてサクサク読めるとっても読みやすい本。
    誰も死なないし、誰も傷つかない、ハッピーエンドの一話完結。
    続きが気になる!みたいなハラハラドキドキと読了感は低め。
    和菓子が食べたくなる。笑
    ゆるーく読みたい時にいいのかな。

  • めっちゃ面白い…!
    和菓子ってこんなにも奥深くて、一つ一つにしっかりと物語があるんだなあ。

    百貨店の菓子屋で働いた経験もあるから、いろんな点に共感あり、別の店舗はこうなってるんだっていう新発見もあり。
    続編も楽しみ。

  • 読後、爽やかな気持ちになれる本だった。
    デパートの和菓子やさんでバイトをするアンちゃんとアンちゃんを取り巻く人達の和菓子を中心にした推理もの。
    推理といってもあくまで軽く、爽やかで読んでいる最中も読後も気持ちがいい。

    こんなに軽いのに中身はしっかり、読みごたえがあるのは和菓子の知識が豊富に入れ込まれ、また人の気分を害さない程度の時事ニュースが取り込まれてるからなのかなぁ。

  • 今度デパ地下に行ったら、和菓子屋さんをのぞいてみたくなる本。
    むかーしデパートでバイトしていた時のバックヤードや社員食堂の風景を思い出したりして、懐かしくなりました。

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著者プロフィール

1969年東京都生まれ。2002年『青空の卵』で<覆面作家>としてデビュー。続く「ひきこもり探偵」シリーズとして人気を得る。ナイーヴで魅力的な人間像、緻密に描かれ、爽快に解かれる日常の不思議とこころの謎が圧倒的な支持を集めている。13年『和菓子のアン』で第2回静岡書店大賞・映像化したい文庫部門大賞を受賞。他の著作に『ワーキング・ホリデー』『ホテルジューシー』『大きな音が聞こえるか』『僕と先生』『肉小説集』『女子的生活』などがある。

「2017年 『鶏小説集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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