二人静 (光文社文庫 も 11-6)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (634ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334764869

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  • 巻末のよしもとばななのエッセイがよい

  • Twitter文学賞第1位受賞。
    親の介護、DV、人生の壁を丁寧な描写で描いた作品。
    題材としては重いが、終わり方の余韻がいい。

  • 京極夏彦さんの小説のように、分厚い文庫本
    読みはじめてすぐが、認知症の父親を介護施設に預ける場面で
    なんだか、身につまされて、つらくて悲しくて、読んだことを後悔
    でも、淡々と進んでいく小説の世界が、とても現実的ながらも
    嘘がなく、一生懸命生きている人たちの姿に、心打たれ
    あまりの現実の残酷さに、落ち込んだり・・・
    生きていてくれるだけで、ありがとう と言いたくなりました
    静かで、とても好きな小説です

著者プロフィール

一九五四年、東京生まれ。九〇年『ストリート・チルドレン』で野間文芸新人賞候補、九二年『サウダージ』で三島由紀夫賞候補。『ぴあ』の編集者を経て、九六年より作家専業。二〇〇四年に刊行された『夜の果てまで』は三十万部超のべストセラーとなる。著書に『残りの人生で、今日がいちばん若い日』(祥伝社文庫刊)、『いつの日も泉は湧いている』『蜜と唾』など多数。

「2020年 『焼け跡のハイヒール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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