告訴せず―松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫プレミアム)

著者 : 松本清張
  • 光文社 (2012年12月6日発売)
3.62
  • (3)
  • (5)
  • (3)
  • (1)
  • (1)
  • 本棚登録 :48
  • レビュー :6
  • Amazon.co.jp ・本 (539ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334765088

告訴せず―松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫プレミアム)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 2017.7.4
    一気に読んだ。推理小説としては、いまいちだが、当時の時代背景、金権選挙への批判、自民党と暴力団、小豆相場、太占、モーテル、
    それらが絡み合い、悪いことをしたやつは、結局殺される。告訴せず返し

  • この手の話は大抵が欲をかかなければ不幸にはならないだろうにと思ってしまうが、必ずと言っていいほど破滅に向かっていく。
    大金を手に入れ、しかもその金が自分の労働への対価ではないあぶく銭であるとき、人は後先を考えなくなるものだろうか。
    そして周りの人間をも狂わせてしまうのか。
    そんなことを考え、『足るを知る者は富む』を自分にも言い聞かせながら読んだ。

    題名の「告訴せず」は発端の3,000万円に対してのみだと思っていたが、因果とはこのことかと言いたくなるほど見事にラストへと繋がっている。
    訳ありの大金を手にしたばかりに疑心を抱き、企み、騙され、奪い取られる。
    物語終盤、真相が明らかになるにつれ、知らず識らずのうちに真綿で首を絞められていたのかと恐ろしかった。

  • 【No.164】読了。

  • 風采の上がらない中年男が選挙の裏金を持ち逃げした。
    告訴されることのないその金を資本に投資をし、儲けた金で人生をやり直そうと目論む。
    政治資金のからくりや小豆相場の駆け引きといった社会派な要素に農作物の出来高を占う神事という古典を絡めているのが面白く、主人公とともにひたひたと迫るスリルを味わうことができた。

  • 選挙資金を横領して小豆相場へ投資し新たな事業を始めようとする男の話。
    終始、ハラハラドキドキしながら読んだ。
    破滅の道は予想がつくだけに、読んでて楽しいものではなかった。

  • 半分以上読んでもあ~ゆ~結末になるとは想像出来なかったなぁ!

    松本清張クセになるかも。

全6件中 1 - 6件を表示

松本清張の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

告訴せず―松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫プレミアム)はこんな本です

ツイートする