今宵、バーで謎解きを (光文社文庫 く 10-13)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334765200

作品紹介・あらすじ

渋谷区のバー"森へ抜ける道"。マスターの島のもとには探偵の工藤、ライターの山内が集う。彼らは通称ヤクドシトリオ。そして店の奥には美人大学院生・桜川東子が静かに佇む。ワイングラスを傾けながら興じるのは、脱力系よもやま話と未解決事件。東子はギリシャ神話の大胆な解釈で事件の謎を華麗に解く。七つの短編で贈る、大人気バー・ミステリシリーズ第三弾。

感想・レビュー・書評

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  • 主役はヤクドシトリオ(´・ω・`)
    探偵は桜川東子

    浦島太郎の時よりオープニングは抑えめ
    ギリシャ神話に疎い事がわかる一冊

  • 桜川東子シリーズ、第3弾。

    今回のモチーフはギリシャ神話。
    今までのメルヘン童話や日本昔話に比べると馴染みが薄いからか、事件とのつながりに絡めた説明がやや説得力に欠けた気がした。

  • 2016年3月21日読了。
    2016年83冊目。

  • ワインの蘊蓄と、昔なつかしの思い出話に引きずられて思い出される殺人事件を、バーに集った3人の男が話し、容姿端麗な東子さんが解いていくお話。
    むりむりな感じでギリシャ神話が絡み、いろいろな作家の作品が会話に散りばめられ、軽く読める一品。

    ワインとチーズが恋しくなる、そんな日本酒バーのお話でした。

  • 神話の引用が引き立ってない。こじつけっぽい。邪馬台国のころのように神話が中心になっていた方が面白い。

  • 気楽に読めるミステリですね。
    夫が買ってきてオススメされたので読んだものなんだけど、シリーズ第3弾じゃん! え、1から買ってよ(^^;

    登場人物は探偵の工藤、ライターの山内、バーのマスターの島、紅一点の美人大学院生・東子(はるこ)さん、のみ。
    飲みながら事件の話をし、東子さんが謎を解く。

    短編7話のうち、1つ猫が出てくる話があったけど、ちょっと猫本には入れたくないな。

    個人的にはバーのマスターが超うざい~(-_-;)

  • バーの常連たちが迷宮入りしかけの事件の謎を解く脱力系ミステリ。
    ギリシャ神話の解釈が解決のヒントに。

  • さらっとした読み応え。そして、さらっとした謎。あっさりしすぎかなぁと思う。

  • 短編集で読み易い
    トリックに深みや捻りがない

  • 2013.3.11読了

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著者プロフィール

鯨統一郎
一九九八年、『邪馬台国はどこですか?』でデビュー。大胆な歴史解釈から、日本の常識を覆す独自の作品が話題を呼ぶ。以来、歴史だけではなく幅広い題材を用いて、次々と推理小説を発表している。著書に「喫茶〈ひとつぶの涙〉事件簿」シリーズ、「ハウスワーク代行・亜美の日記」シリーズ、「女子大生桜川東子の推理」シリーズ、「歴女美人探偵アルキメデス」シリーズ、『タイムメール』『女子大生つぐみと古事記の謎』『作家で十年いきのびる方法』など多数。

「2022年 『カルトからの大脱出』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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