- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334765293
感想・レビュー・書評
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生みの親と育ての親、どちらが重要か。
最近子どもが出来た僕としては考えさせられます。
全て遺伝子で決まるとは思いたくないですよね。
先天的な物と後天的な物。
出来れば後天的な物で決まる、人生であって欲しいものです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
リアルであるか、辻褄が合わないなどの意見もあり、確かに分かる。
ただカッコウの卵というタイトルに合わせながら、親子の関係を見つめなおす機会を与えられた。
柚木がラストで言った
僕は、各自が持っている才能を生かすことが幸せにつながると信じていました。
でもそうではない人間もいるんです。
鳥越伸吾には夢がある。その邪魔をする権利は誰にもありません。
筆者のタイトルへの解答が表れたこの場面はとても印象に残っている。 -
物語は面白かったけど、結末がもう少し。これで東野圭吾は少しお休み。
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なんで奥さん自殺したの?腑に落ちない~。
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スキー選手のDNAを巡るミステリー。後半が駆け足で描き方が薄いのが少し物足りない。実行犯の動機もちょっとなあ。とは言え、過去の出来事=風美の本当の両親を解明していくくだりには引き込まれた。
「カッコウ」はスキーの滑降とひっかけてるのかな? -
才能を開花させることは幸せなことが多いだろうけど、違うこともある。
「カッコウの卵」はダブルミーニングだったのか。
途中から何が真実かわからなくて、ちらっと出てくる人たちを疑いながら読んだけど、ぜんぜん真相には近づけなかった。
おもしろかったし、主人公の娘への愛も素敵だったけど、
終盤でばたばたと話が展開して、置いてかれた感じがしたなー。 -
まぁ普通。
定型文で書いたような普通さ。
スキーの話だから面白かったけど。
ストーリー
スキーの元日本代表・緋田には、同じくスキーヤーの娘・風美がいる。母親の智代は、風美が2歳になる前に自殺していた。緋田は、智代の遺品から流産の事実を知る。では、風美の出生は? そんななか、緋田父子の遺伝子についてスポーツ医学的研究の要請が……。さらに、風美の競技出場を妨害する脅迫状が届く。複雑にもつれた殺意……。超人気作家の意欲作! -
後半は一気に読んだ。