- Amazon.co.jp ・本 (460ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334765507
作品紹介・あらすじ
小金欣作は、福岡の歓楽街・中洲の街金業者。ヤクザ相手に一歩も引かず地上げで鳴らした時代もあったが、今は長いものには巻かれてしまう負け犬同然の日々だ。ある夜、小金は一人の少女を救おうとして、地元暴力団幹部を敵に回してしまう。勝ち目のない敵との闘いに挑む小金と仲間の運命は!?日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した、痛快、中洲ハードボイルド。
感想・レビュー・書評
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一昔前以上前、バブルの頃に流行ったハードボイルドを彷彿させる作品。
著者が楽しんで書いてる雰囲気があるものの、スピード感がなく、中弛みかな。
悪くはないけど、読むのに時間がかかったな。 -
最初の100ページくらいまで
非常に退屈(笑)
頑張って100ページを過ぎてくると、多少引き込まれ…ラストは、ほのぼのとした結末かな。
東京出身の作者にしては、かなり頑張ってるが、作中に使われる博多弁がわざとらしく聞こえる。多分…おじいちゃんおばあちゃんが使う博多弁か(笑) -
中洲を舞台に街金業者の小金欣作が暴力団と闘う。
日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作らしい。帯にも『熱く痛快な中洲ハードボイルド』なんて書いてあり、解説でもミステリ評論家が絶賛しているが、それほど面白いとは思わなかった。
バーボンとJAZZと肉体闘争を描けば、ハードボイルドと勘違いしていないか…熱くもなく、痛快さも感じなかった。
久々に酷評してしまった…