神津恭介、犯罪の蔭に女あり: 神津恭介傑作セレクション2 (光文社文庫 た 4-45 神津恭介傑作セレクション 2)
- 光文社 (2013年5月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334765682
感想・レビュー・書評
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神津恭介登場作品のなかでも、女性にまつわる事件をセレクトした短篇集。トリックよりも男女関係の綾に主眼が置かれている印象。
収録作品は以下の六作
・「死美人劇場」
・「嘘つき娘」
・「青髯の妻」
・「女の手」
・「ヴィナスの棺」
・「血ぬられた薔薇」 -
(kindle unlimited利用)
いろいろ手を変え品を変えというのがうかがわれる。高木彬光の神津恭介ものもそろそろもういいかな。 -
神津恭介シリーズ。女性がらみの短編集ですがどれも読んただことがなかったので大いに楽しめた。個人的には青髭の妻がお気に入り。
この作者の作品はとても読みやすいので気に入っています -
神津さんは、戦争直後から平成まで幅広く登場するので、読んでるお話がいつの時代なのか考えないといけなくて、一瞬戸惑う。
表紙は…格好いいけど、神津さんぽくない感じがする。 -
【死美人劇場】【嘘つき娘】【青髯の妻】【女の手】【ヴィナスの棺】【血ぬられた薔薇】収録。
神津恭介作品の中から女性絡みの事件が六作収録されています。
絶版で入手困難だった作品が読めるのは嬉しいのですが、「傑作セレクション」と謳っている割には仰天するような展開やトリックがなく平凡な印象。
ただ、どれも通俗的な作品なので、万人がそれなりに楽しめるのではないかと思います。 -
終戦直後の風俗が伝わってくる、そんな中身である。
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女が絡む事件たち。カッコいい探偵はどう料理するのか??
やっぱりテンポが重い気がする。