東京難民(上) (光文社文庫)

著者 : 福澤徹三
  • 光文社 (2013年7月10日発売)
3.28
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  • レビュー :37
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334766009

東京難民(上) (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 俗にいう「ネットカフェ難民」。とても多いです。

    主人公も不遇にも、帰る場所を、学生の身分を、住んでいる場所も
    怒濤の様に失い途方に暮れる、東京と言う都会にて。

    ホームレスの人達は、道が家の様な暮らしですが
    東京難民の彼は居所が無い。属す場所が無い、手に入れる手段も無い。

    初めのうち、読み手側はいらいらとしてしまう、若い彼の暮らしぶりを
    批判的に感じると思います。「ちゃんと」暮らして居る側はきっと
    「働けよ」とか、思うはず…まさに孤立無援。

    しかし現実として、突然この立場になったら
    「ちゃんと」出来るかと言うと、怪しい。誰もが。

    今風の若い主人公の心境がとても伝わります。多分とても素直な人だ。
    憤る、日和る、若干の自暴自棄感と単純な楽観。絶望と絶望。
    …犯罪の方向には、考えが寄って行かないところが希望。

    居所が無い人間は辛い。
    未来でも、明日でもなく、今日の今が辛い。

    軌道修正出来る為の場所が有れば…と、歯がゆい世の中に
    何か方法が有ればいいのにな、と思ってしまう。

  • 『闇金ウシジマくん』的なノリで下流社会を描いているが、転落のきっかけは同情の余地はあるものの、主人公がアホすぎてなかなか感情移入はしにくい。まぁ自分の大学時代もこんな感じに浅はかだった気もするが。かつ「こういう転落をしていったら面白いのではないか」的に次から次に災難が降りかかり底辺社会を這いずり回り、逆に読んでいて冷めてしまう。一応下巻も読むつもりだが、漫画チックの面白さはあるものの残るものはあまりないだろうなとは思う。

  • 後悔と真実の色.....堕ちていく人間の描写が秀逸

  • 【ブックオフ108円】久ぶりの福澤さん。内容はあらすじ通りの何ものでもない。中身が無いせいかあっさり読了。とりあえず下巻へいきます。 感想は下巻読了後に。。

  • 上巻。修の不運には同情するけれど、先々の局面でなんや屁理屈ばかりゴネていて、同情してもしきれない部分が正直あった。
    確かに状況は厳しい。だからこそ修には頑張ってほしいのだが。今後の展開が気になる。下巻へ続く。

  • レビュはーは下巻にて。

  • ごく普通の大学生の男の子が転がるように転落していく。。何でそうなの?と言いたくなるような選択と態度にイライラしながらも、自分の嫌な一面を重ね見たり…
    これからどうなるのか下巻も気になる!

  • レビューは下巻で

  • 最初はイライラ。

    ああバカ、そんなに簡単にお金を使っちゃうんじゃないよ、まったくもうなんて、修の能天気さに呆れてましたが、ふと「自分が同じ立場になったら、こうならないという自信があるだろうか」と考えたら、怖くなってきました。

    ずっとインスタントラーメンで、やっとお金が入ったら、ちょっと生姜焼き弁当でも食べたくなるのが本音なんじゃないだろうか…。

    どんどん修が堕ちて行くのが怖かった。
    まあ、警察官のくだりは、「ええ〜、こんなことになるう〜?」なんて思っちゃったけど。
    ただ、「それでもぼくはやってない」とか「殺人犯はそこにいる」を見たり読んだりすると、警察は決して「正義の味方」じゃない、とも思ってしまうわけで……。

    下巻はどうなるのかな。

  • ありえないようでありえる話。衝撃でした。

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