死ぬ気まんまん (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
3.72
  • (12)
  • (16)
  • (14)
  • (1)
  • (3)
本棚登録 : 216
レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334766467

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 好き

  • 死をおそれることなく、そのままあっけらかんという感じで受け入れる佐野さんの姿がとてもすごいです。

  • 死生観について考える。とりあえず、その時々の、ひらめきでええわ。気楽がよろしい。

  • 佐野さんのエッセイを読んでいると、渇を入れられた気がします。
    「…自分が死んで自分の世界は死んだとしても、宇宙が
    消滅するわけではない。そうガタガタ騒ぐな…」
    なんともすっきりした死生観でした。
    でも…、見送る方はやっぱり寂しいですよね。

    余命宣告されたのに、二年経ってもまだ死なない!
    主治医から、「佐野さん、まだ死にませんよ」と言われ、
    「えー!お金使っちゃいましたよ。どうしてくれるんですか」
    なんて、くってかかる佐野さん。
    切実なのかなんなのか、クスッと笑ってしまいます。

    後半のエッセー「そうだったのか」は、ガンを宣告される前、
    神経症を患った頃のものです。
    ガンよりも、痛々しさが伝わってきます。
    こんな時期を乗り越えて、ガンの告知…。
    恨み節にもならず、しゃかりきにもならず、
    じゃあ、お金を使っちゃおう!とジャガーを買っちゃう
    佐野さん。かっこ良すぎます。

  • 佐野氏最期のエッセイとなってしまいましたが…最期になっても衰えない佐野節? みたいなものを堪能さしていただきました…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    んー…内容についてどうこう言える義理ではないんですけれども…なんというか、自分も死に際には佐野氏のように漂然としていたいな、と…この本を読んで思いました。

    あんまし生にしがみ付いてギャーギャー騒ぐ・喚くのはみっともないことなのだと…そして、死ぬのは決して悪いことではないこと! ということが現代では忘れられているような気がするな、とこの本を読んで思いました…おしまい。人間は必ず死ぬる存在なのだと…

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 遺作  になるんですよね。
    題名もすごいんですが、内容もすごいです。

  • 好きです好きです。平井先生との対談も面白いが、産めない女に対してもうちょっと配慮してくれい、という気もする。現代の生物学的側面を軽視する風潮が問題だというのはわかるけどね。
    葬式や結婚式はそんなにいらないと思ってたけど、「いっぺんに済ます知恵」というのは一理あると思った。

  • 2013 11/22

  •  この人みたいに生きたいな。

     格好よく年をとる女性って、あんまりみないよね。

     こんなロールモデルがあるといい。

  • 祝文庫化

    光文社のPR
    「 「あたし、まだいーっぱい言いたいことがあるのよ」
    元気に逝った佐野洋子が残した鮮烈なメッセージ!

    出版社からのコメント
    昨年11月に亡くなった佐野洋子さんの『小説宝石』(2008~09年)に連載されたエッセー。
    ガンが転移し余命2年を宣告されながらも、煙草を吸い、ジャガーを購入し、ジュリーにときめく。そんな日常生活や、一風変わった友人たち、幼い頃の思い出などが、著者ならではの視点で語られる。その他、主治医との対談や、ホスピスでの「死」の見聞を綴った「知らなかった」、関川夏央氏による「『旅先』の人」を収録。 」

全21件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1938年、北京生まれ。絵本作家、エッセイスト。おもな著作に、絵本『100万回生きたねこ』『わたしのぼうし』、童話『わたしが妹だったとき』、エッセイ『神も仏もありませぬ』など。2010年没。

「2019年 『はればれ、お寿司 おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

死ぬ気まんまん (光文社文庫)のその他の作品

死ぬ気まんまん 単行本 死ぬ気まんまん 佐野洋子

佐野洋子の作品

ツイートする