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- Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334766498
感想・レビュー・書評
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物語も良かったですが、一番最初のどこかの国の犬に関する諺が胸に沁みました。不思議な話だったり、心温まる話だったり、楽しく読めました。ただ、「バックパッカー」結局何が言いたいのか汲み取れず。ちょっと肩透かしをくらった感じでした。
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犬と人の関係を描いた5つの物語です。ペットロスがきっかけで、冷めきってしまった夫婦のもとに現れた不思議な仔犬、リストラにあってバックパッカーとなった男の後をつきまとうノラ犬、老いた猟師のもとで、どこまでも忠実であった猟犬、狼王ロボを彷彿させる野犬、海外の被災地で救助活動中、二次災害に巻き込まれ、心を閉ざしてしまった主人に、そっと寄り添う災害救助犬など、いずれも趣の異なるお話でした。犬はその存在によって人の心を癒し、人は犬と暮らすことで愛を知ります。読みながら、何度も愛犬をギュ~ッと抱きしめ、スリスリ頬ずりせずにはいられなくなりましたぁ。
べそかきアルルカンの詩的日常 http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ” http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2