黒の回廊: 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫 ま 1-33 光文社文庫プレミアム 松本清張プレミアム・ミ)

著者 : 松本清張

• 光文社 (2014年2月13日発売)

感想・レビュー・書評

[minerva-48さんの感想 · 2020年5月23日]

女性だけのヨーロッパ団体旅行。総勢30名のツアー。年齢も様々、職業も様々、女性たちの人間模様、それを率いるツアーコーディネーターの男性旅行会社員、そして旅行地の解説役として女性講師が同行。ツアー客の同室で険悪な2名の女子が、湖に面したホテル地で溺死体で発見される。現地の日本の新聞社記者やフリーの雑誌記者なども集まり、日本の旅行会社からも上司が現地入り。

著者プロフィール

1909年、福岡県生まれ。92年没。印刷工を経て朝日新聞九州支社広告部に入社。52年、「或る『小倉日記』伝」で芥川賞を受賞。以降、社会派推理、昭和史、古代史など様々な分野で旺盛な作家活動を続ける。代表作に「砂の器」「昭和史発掘」など多数。

「2023年 『内海の輪 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」