中国毒 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 57
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (500ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334767075

感想・レビュー・書評

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  • フィクション?ホラーサスペンス?
    クールーという呪術、カンニバルの習慣、、これ以上は書けません。。
    WHOの調査によると中国人の2人に1人は結核の保菌者、その他なんらかの感染者というくだりのリソースは?事実なんだろうか・・・
    とても怖い話である。国家で隠蔽工作を図る。

    人間の遺伝子を持つ豚、、トランスジェニック豚…

  • 食品における忍び寄る危険の警告。
    一体何が、その問題を引き起こし、被害が拡大されるのかを問う。
    中国の食品を輸入せざるをえない現実の中で、どうすべきか?

    ニューギニアでのクルー病。
    カニバリズムが、その要因となっていた。
    異常型プリオン淡白に起因するプリオン病
    クロイツフェルトヤコブ病。CJD
    ヒトからヒトへ感染する。
    スクレイピーから、牛のBSE。BSEからヒトへ。vCJD。

    異常に発生しているクロイツフェルトヤコブ病。
    なぜ?
    そして、厚生労働省の役人、調査班の医師達が
    殺されていく。それが、毒龍。
    でも、なぜ、殺すのかがよくわからない。
    中国の食品被害であることを隠蔽するため?
    ちょっと、ありえない感じだね。
    スクープを出した週刊誌の編集者も殺し、
    記者も殺そうとする。

    お役人行政の遅滞によって、被害が起こる。
    プリオン病とBSE。口蹄疫の流行。
    そして、農薬入り餃子事件。
    その当時のことを、丁寧に記述することで、
    問題点を浮き彫りにする。

    それにしても、クーロン豚肉が原因というのが、
    要因がちょっとね。
    外事の刑事 間宮が、サリンの被害者となっている。
    この間宮の雰囲気がなんともいいなぁ。
    ジャーナリストの由美子の恋心がいじらしい。

  • 中国人の本質。

  • タイトルまんまの,中国食品の危険性を訴えるノンフィクション風サスペンス+新宿鮫的なテロリストとの戦いで,リアリティばっちりで,本気で中国食品を食べたくなくなった。
    が,しかし本作もヒロインがいかん。
    「40代以上の男で由美子を嫌うものはいない」やら,「男を誘うようなミニスカ」やら,主人公と一度寝ただけで,もうあなた無しで生きられない的な変わり様。
    頭も股もユルい色気BBAで,無理無理ベイビー

  • 14.7.5

  • これは...怖い(^ ^;

    私の、あなたの、誰もの「日常」に密接に関わり、
    必要不可欠なものが「猛毒」だとしたら...
    しかも潜伏期間が長く、すでに「毒」は
    日本国内で充分流通してしまっていたら...
    誰もが、明日「死に至る病」を発症する可能性がある。

    全国に点在する「あってはいけない筈の感染者」。
    探せど浮かばぬ共通点。
    当然、対処法も何もあったもんじゃなく、
    真相を知る者はおびえることしかできない...

    例によって「政府」は、
    「こんなもん、国民に知られたらパニックになる」と
    だんまりを決め込んでいて...

    実際にあった阪神大震災やら毒入り餃子事件やら
    「身近な恐怖」をうまいこと折り込んであり、
    また現在進行形で起きている放射能被害とも重なり、
    シャレでも何でもなくしくしくと恐怖感が押し寄せる。

    これは...「面白い」とはとても言えない(^ ^;
    なぜなら「怖い」からだ(^ ^;
    が、もの凄くリーダビリティは高い(^ ^;

    色んな意味で、多くの人に読んでもらいたい一冊。

  • 140508

  • 怖い作品。中国人、というよりも漢民族のはらわたがどうなっているのかというテーマだと思うが、一般の人々の多くが悪いのではなく、一党独裁のもたらす産物として現実にもこれに近いものがあるのではと考えてしまう。日本の官僚についても同様に。

  • グイグイと引き込まれた。中国製品を口にしたくなくなった。

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著者プロフィール

一九五七年、東京都生まれ。二〇〇六年『下山事件 最後の証言』で第五九回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)と第二四回日本冒険小説協会大賞(実録賞)をダブル受賞。〇七年『TENGU』で第九回大藪春彦賞を受賞する。他に『Mの暗号』『Dの遺言』『KAPPA』『RYU』(以上、祥伝社文庫)や『ISOROKU 異聞・真珠湾攻撃』(以上、小社刊)など著書多数。

「2020年 『DANCER』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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