クリーピー (光文社文庫 ま 20-1)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334767082

感想・レビュー・書評

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  • ✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
    事件後、巷では、「隣人」という言葉が流行した。本来、「助け合い」を暗示するその言葉は、不気味なことに、「危険」の代名詞として使われるようになったのだ。
    《汝の隣人を疑え》
    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    あーいやだ
    怖い怖い怖い怖い怖い

    去年ふと怖い映画が観たくなりアマプラで
    「クリーピー 偽りの隣人」を見つけていざ視聴…

    出来なかった!
    お隣さんが怖い系ってのは知ってた。
    引越しの挨拶する為 手土産品を持って隣家を伺う竹内結子(綺麗)。しばらくして出てきたお隣さんの香川照之が 手土産を見て「それ何ですか?」と声を発したところでギブアップ笑 開始16分 まだ何も起こってはいない!笑香川照之怖すぎるのよ、存在が笑

    という話を ちえちゃんとブックオフぶらぶらしてる時に話したら「本ならいけるんじゃない?」と言われ。100円で購入。

    いや、無理。
    お隣さん けっこう序盤から本性現してきて
    怖すぎる!!お隣の娘の

    「あの人 本当のお父さんじゃありません」

    って
    !?
    映画の予告で知ってたけど それでも怖い!

    最後まで読み切れるのか わたし!

    中盤で隣の西野が逃亡して行方をくらましている間も いつどこから襲ってくるんだ!と気が気じゃなくて笑 しかし、ここから話が失速していったような…。あ、そんな終わり方?ってなった。

    本を読み終えて 映画のレビューを読んでみたら酷評が多かったー。原作には出てこなかった「マインドコントロールさせる注射」なる物があるらしく 西島秀俊竹内結子夫妻と飼い犬が打たれるらしい。……飼い犬?!笑 なんか逆に観てみたくなってきた。

    • ゆーき本さん
      何もかも怖い……………:( ;´꒳`;):

      香川照之さん、高倉家の飼い犬見て
      「犬、嫌いじゃないですよ」って言っただけなのに
      もの凄く気...
      何もかも怖い……………:( ;´꒳`;):

      香川照之さん、高倉家の飼い犬見て
      「犬、嫌いじゃないですよ」って言っただけなのに
      もの凄く気味悪かった。そこで心折れました笑
      よし!映画観てみますね!
      2023/10/13
    • kuma0504さん
      映画しか観ていませんが、竹内結子が怖い!最後の演技が怖すぎる!この時心が壊れてしまったんじゃないか、と今でも思うくらい怖い。
      映画しか観ていませんが、竹内結子が怖い!最後の演技が怖すぎる!この時心が壊れてしまったんじゃないか、と今でも思うくらい怖い。
      2023/10/23
    • ゆーき本さん
      kumaさんこんばんは(* ˊᵕˋ )ノ
      た、竹内結子が怖い?!どういう事だー。
      映画まだ半分しか観てないんです。
      映画のレビューをみると「...
      kumaさんこんばんは(* ˊᵕˋ )ノ
      た、竹内結子が怖い?!どういう事だー。
      映画まだ半分しか観てないんです。
      映画のレビューをみると「本当のサイコパスは西島秀俊」っていうのが多くて笑 出てる人 みんな怖いんだ…。

      竹内結子さん ストロベリーナイトもプライドもミス・シャーロックもよかった。残念です( ; ; )
      2023/10/23
  • 脳内再生は香川照之さんで正解でしょう。
    結構無理がある展開が多いので、一旦脳内のネジを何処か一つ緩ませてから読むのがおすすめです。

    信じるか信じないかはあなた次第です
    と、背中をゆっくりなぞらるかのようなゾワッとする感覚が好き。

  • 早い段階から色々な事件が起こり、展開が早くドキドキしました‼︎
    皆さんのレビューにあるように、こじつけや不思議に思うことも多々ありますが、それはそれで楽しめました。
    この後どーなるの⁉︎って思ったら、あれ?進展なしで時間経過...からのぉ真実発覚!
    終わり方は確かにどーでしょぉ?
    でも、楽しめました!

  • 久しぶりにフィクションを満喫した!
    面白く読めたけど…中途半端な感じがある…勿体無いと思う本。
    ラストはそう来たかと、中々の意外性があって面白かった。けど、
    何かが中途半端なんです。主人公と女学生のくだりとか男の気持ちとしてはわかるけど、そこの表現はもっと少なくして女の子を探す事にどれくらい時間をかけた描写とか、心理学の教授として犯人の心理を探っていったりした方がもっと厚みがある物語になったんではないだろうかと生意気ですね笑。ラストは覆させられます!が、ご都合的ではないけど何とでもなるよなーと思った本です。

  • いまいち
    第15回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作品
    映画にもなった作品です。

    ですが、展開、終わり方が残念な感じ。前半に比べ後半、終結がスッキリしない物語。

    ストーリとしては、「隣人」をめぐるホラーサスペンス。
    前半から途中までは、さまざまな事件が起きて、その中で、奇妙な隣人に対する疑惑、不安、そして恐怖がじわじわと襲ってきます。ここまでは良かったのですが、主人公の行動や、後半の展開がダメダメ。そんなことありえないジャン、都合よすぎるっていう展開です。

    主人公は大学で犯罪心理学を教える高倉。
    しかし、話の展開の中で犯罪心理学が役に立つことはありません。なぜ、その設定?
    また、この主人公の行動がいまいちっていうかブレブレ。
    下心持ちつつ指導しているゼミの女の子との付き合い方や、その娘を巻き込んで、犯人と対峙してしまうところ(普通連れて行かないでしょう!!)
    その娘にストーカまがいのメールを送ってくるゼミの学生を問い詰めるところも、無理がありすぎです。そんなの最初からわかるだろう!(あまりにもITリテラシーが無さ過ぎる。今時、子供でもそれぐらいわかる!!)
    そして何よりも事件発生から10年もの歳月が流れてしまう事。ちょっと何?と思います。
    主人公の友人の刑事が殺されているし、主人公のポカで学生が殺されているにも関わらず、10年ほったらかしの設定ってどういう事?
    そして、最後、ことの真相を明らかにするところも、どうもスッキリしません。
    いろいろ謎が明らかになるにはなりますが、ちょっと都合よすぎるなぁという感じ。

    ということで、日常の中で隣人の恐怖という点では、楽しめましたが、その先、解決編ではイマイチでした。

    映画は見ないな...

  •  近所で発生した暴行未遂事件を皮切りに、大学教授・高倉の周辺では気になる出来事が相次いだ。
     教え子のストーカー疑惑、同級生だった刑事からの8年前の失踪事件の分析依頼、様子のおかしい隣家、向かいの家の火事、その焼け跡から出た3人分の遺体、そして深夜の訪問者……。
     静かな住宅地で何が起こっているのか?
     

     タイトルと裏表紙の内容紹介から、イカれた隣人無双のサイコホラーかと思ったのだが、わりと普通のミステリー。
     ミステリーとしてはまずまずフェアな方。素直すぎて色々と透け透けで、透けて見えてしまった読者にはタイトルの“クリーピー”(ぞっとする)な雰囲気はさほど感じられないのでは。
     とはいえ、透けて見えても事件の行方が気になり、どんどん読み進めてしまう作品。

     残念なのは、サイコサスペンス的な雰囲気なのに、心理描写や情景描写が弱いことだろうか。ホラー映画のような焦らしが無かったり、犯人が何か仕掛けてきてもあっさり終わってしまったり。
     もう少し怪しさ・ヤバさを演出して盛り上げてほしかった。

     すっごく気になったのだけど、XはQをどうやって養子にしたの? 戸籍も名前もどうしたのか。ヤーさんの伝手もXには無いでしょうに。
     ストーリーに影響は無いけれど、そのあたり完全にスルーなのはいただけない。

  • よみごたえのあるミステリーでした。
    あんなに設定がややこしいのに、わかりやすく読めたのと、
    最初から伏線を張って最後にすべて回収していくのもお見事。
    主人公が事件に巻き込まれるあたりからページをめくる手がとまりませんでした。
    映画を最初に観ていたので、どうしても高倉先生は西嶋秀俊のイメージで読んでました(^^)
    ラストはもやっとしてました。クリーピーな終わりかただった…

  • 面白かった

  • 面白いが、一つ一つの話の内容が細かいので、
    読むのに途中脱線したりしました。

  • 展開は面白い。
    ただ、後味は悪い

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著者プロフィール

現在、関西学院大学理学部准教授・宗教主事。2010 年より日本聖公会京都教区ウイリアムス神学館非常勤講師。
著書『新約聖書解釈の手引き』(共著、日本キリスト教団出版局、2016 年)、『新約聖書の奇跡物語』(共著、リトン、2022 年)訳書E. ギューティング『新約聖書の「本文」とは何か』(新教出版社、2012 年)、R.カイザー『ヨハネ福音書入門―その象徴と孤高の思想』(教文館、2018 年)など。

「2023年 『今さら聞けない⁉︎キリスト教 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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