つばめ飛ぶ: 渡り用人 片桐弦一郎控(五) (光文社文庫 ふ 17-5 光文社時代小説文庫 渡り用人片桐弦一郎控 5)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334767211

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  • 内容(「BOOK」データベースより)
    安芸津藩の改易で浪人となり、江戸で渡り用人として糊口を凌ぐ片桐弦一郎。久しぶりに故郷入りした弦一郎の前に、藩改易の真相が明らかになる。そして、江戸に戻った弦一郎は、またも厄介な用人の仕事を引き受ける。今度は家内に複雑な事情を抱える高禄の旗本家。それぞれが勝手に振る舞う若殿や奥方を更生させることはできるのか。大好評シリーズ、待望の新五弾。

    平成31年4月25日~27日

  • シリーズ第五弾。

    安芸津藩改易の謎に迫る1話と、毎度の渡り用人稼業で、問題あり旗本に赴く2話。
    毎回面倒な問題に取り組む羽目になる弦一郎ですが、誠実に対応していくところが良いですね。(時折弱気になるところも、また良し)
    次の巻が楽しみです。

  • 2014年7月刊。5巻め。改易の謎を追う話と江戸での用人仕事の話の2話構成。用人仕事は都合が良すぎるような筋運びですが、2話とも面白かった。次巻に続く謎解きが楽しみです。

  • シリーズ5作目だけど、なんか長編の中の一部分って感じでこれまで変わった感じ。話が全然終わらないし、すっきりしないなあ・・・

  • L 渡り用人片桐弦一郎控5

    藤原作品では下降気味の「隅田川シリーズ」を押しのけて、ここのところ上昇(個人的に)の「弦一郎シリーズ」。
    そういえばそんなこともあったかな?と前作を読み返さなければ!と思うほどの 弦一郎のかつて仕えていた安芸津藩の改易の謎ばなし。弦一郎の母親など初登場(たぶん)。
    今回用人の仕事の内容はイマイチで、どちらかというと今後のための布石的な内容。まだまだ続くね、この話。
    巻頭に書かれている登場人物説明。
    時間があくのでこれがないと「渡り用人弦一郎」だけでは読み進められない。
    出てくる人たちはみんなイイヒト。

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著者プロフィール

藤原緋沙子(ふじわらひさこ)
高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒。シナリオライターとして活躍する傍ら、小松左京主催の「創翔塾」で小説を志す。2013年に「隅田川御用帳」シリーズで第2回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。本書は土佐の絵師として人々の幸せを願い描き続けた金蔵の生涯を温かい眼差しで活写した渾身の時代小説。著者の作家生活20周年記念作品である。著書に「橋廻り同心・平七郎控」シリーズ(祥伝社文庫)他多数。

「2023年 『絵師金蔵 赤色浄土』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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