ヴァニティ (光文社文庫)

著者 : 唯川恵
  • 光文社 (2014年5月13日発売)
3.56
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  • 本棚登録 :908
  • レビュー :79
  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334767358

ヴァニティ (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 唯川恵さんの作品は、どれも話が似たり寄ったりなのに無性に読みたくなる。
    「私の人生、これで良かったのか」なんて答えのない悩みを抱えてる時なんて特に。
    今回も読んだことあるような話だったけど、夢中で読んでしまった。

  • どれもこれも短い中に感情がぎゅっと凝縮されている。
    様々な男女が登場するけれど、誰一人として同じ印象の人はいない。
    失恋したてのアラサーには痛いほど沁みた。
    私だけのハッピーエンドを掴みたい。

  • 新幹線乗ってる間に読める本で東京駅の本屋で買った本。短編集なので気軽に読めた。やっぱり女としてそうだよねと共感できる話が多かったな。こんなはずじゃなかったってね。

  • カバーに一目惚れで購入。中も可愛いかったです。
    作者の作品は、女性の仕事や結婚・恋愛の葛藤を描くものが多く、今回もそのようなテーマの短編集。

    同じ働く女性という立場でとても共感できる反面、答えのない課題に読んでもすっきりとはしない。結局は、ひとつに不満があるということは、他のどこかが満たされている、というふうに自分で納得していくしかないということだろうと思います。

    自分で誇れる生き方を選ぶことが幸せを掴む近道。それは時に辛いことも無理することもあるだろうけれど、幸せだと感じて生きていきたいのならば、きっとそうするしかないんだろうと、自分なりの答えは見えた気がしました。

  • ハッピーエンドばかりではないってわかってるけど
    どこかに幸せがあるって信じたい。

  • 2013/08
    「こんなはずじゃなかった」--悩みながら、泣きながら戦っているすべての“彼女”たちのために。
    (><)女性読者かカバーも帯もない文芸誌のような造本の「唯川恵ひとり雑誌」。
    バッグに放り込んで良し、丸めて手に持ち歩いて良し、女子必携の1冊。
    圧倒的な支持を受ける唯川恵が、アンソロジー等に執筆した中短編をまとめた傑作集。
    恋愛。結婚。仕事。浮気。不倫。出会いと別れ。女同士の友情。嫉妬--。
    女の数だけ、ドラマがある。幸せになる女がいれば、不幸になる女もいる。

  • 978-4-334-76735-8 353p 2014・5・20 初版1刷

  • 気軽に読める短編小説。共感するものもあれば、うーんと思うものもあるけれど、時々自分の心にピタッとはまる言葉もある1冊。

    ●忘れられない何かがあるって、忘れてしまいたい何かがあるより、ずっと価値がある
    →どこかで以前この言葉に出あったことがある気がする。とても好きな言葉。

    ●本当に大切なものを見つけるには、長い時間が必要

    ●人生何が転機となるかわからない。こんなはずじゃなかったと思うことはたくさんある、人生は多分一生それとの戦いなのだろう。

  • 【あらすじ】
    「こんなはずじゃなかった」との戦いだ―。恋や仕事、そして結婚に精一杯な“彼女”たちが、ふとした瞬間につまずく虚栄。それはいつかの、あるいはこれから出会う、あなたの姿かもしれない。泣きながら、それでも明日に向かう人々を、巧みに描き込んだ色とりどりの物語。アンソロジー等に掲載された貴重な中短編を、特別な装いで一冊にまとめて贈る、極上の傑作集。

    【感想】

  • 久々の唯川恵。
    読み始めると、良くも悪くも「そうだ、こんな感じだった」と思い出した。

    たぶん、この方の全盛期というのは、女性が社会進出を始めてしばらく経って、時間が経ったからこそ見えてきた新たな問題や心の隙間がテーマになっていた頃で、それ故に、今読むとやや「古い」感が否めない。専業主婦とキャリアウーマンの対比とか、仕事と恋の板挟みとか、たぶん今はもうそういう選択肢で苦しんでいた時代からちょっと先へ抜けて、新たな局面がスタートしていると思う。だけど、その時代の延長線上に「今」があるというのも事実なので、懐かしい感じもするし、彼女が描く物語が今も残っている部分もあるし、そういう意味で、全体的に妙な吸引力があった。

    個人的に悪くないなと思ったのは、不倫男女の行く末を淡々と綴った『プラチナ・リング』と、謎のビデオテープを前にして夫婦がそれぞれ自分の罪と向き合う『婚前』かな。前者は、唯川さんの新しい方向性として向いているスタイルだと思う。後者は、ちょっとしたミステリ短編の色合いもあって、新しい味付けにチャレンジしてくれた印象。

    うーん、セリフも陳腐だしオチも読めるし、めちゃくちゃ好き!って感じには毎回ならないのだけど、たまに、ふっと手に取りたくなる不思議な存在感なのだよな、この人の作品は。

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