妖怪探偵・百目 1: 朱塗の街 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 208
レビュー : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334767679

感想・レビュー・書評

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  • 『獣船・魚船』に収録された短編「真朱の街」のその後を描いた連作短編。

     続編ものとなっていますが、邦夫がなぜこの街にやってきて百目の助手を務めるようになったかは、これだけ読んでも分かるように書かれています。

     妖怪が多数登場する作品で、SF作品の多い上田さんの作品群の中ではちょっと異色な感じもありますが、作品から浮かんでくる問いかけ、というものは共通しているものも多いと思います。

     序盤の短編は近未来の設定なのに、SF要素が少なくてちょっと寂しかったのですが、四話目の「炎風」は妖怪、人間、ヒューマノイドが登場しこの世界観でしか描けないような物語になっていて面白かったです。

     そして本のタイトルにも〈1〉とあるように、今後この妖怪と人間が共存する未来世界に大きなことが起こることを示唆され物語は閉じました。こういう世界観の作品は唯一無二だと思うので次巻が楽しみです。

  • 連作短編集かなと感じたが、初出を見て納得。

    水木しげるの絵は苦手なので、鬼太郎には興味がない。 なので、妖怪に関しては予備知識がほとんどなくツッコミようもないので、楽しく読めた。

    妖怪ウォッチなども流行ったりしたし、水木しげるをあまり引用しない作品が増えれば妖怪ものも楽しめるようになるな。

  • 探偵ものかと思ったら妖怪ものでした。ミステリというか伝奇もの。上遠野浩平のソウルドロップシリーズと似たようなテイストを感じました。あまり共通点はないと思いますが。3部完結のようなので一気に読んじゃおう。

  • アマゾンでは決して買えない本でした。題名だけなら、子ども向けのちゃっちいホラー小説のように見えましたもの(-_^:) 実際に本屋さんで手にとって、中身をぱらぱら。買って正解でした。ヒトがヒトとして生きていくことは、どういうことなのか、座敷わらしのいる二戸で住んでいる自分は常に思っています。それを再確認させてくれました。

  • うーん、微妙だなぁ。

    連作短編集かと思ったら、続きモノで、話は次巻以降に続くらしい。

    1巻だけ読むと、妖怪と人間の関係がイマイチ絡まなくて、物足りなさや裏切られ感が残るんだけど、2巻目以降はどうなるんだろうか。

    どちらにしても、続編に手を出すのは、二の足を踏むな。

  • 2017.2.15読了 16冊目

  • 妖怪と仲良くなったら楽しいな、とか思ってたけどなかなかサバイバル。
    寿命と引き換えにトラブル解決は嫌だな。
    でも百目と邦雄は信頼関係結んでる。
    これからどんな展開になるのか面白いです。

  • ハードボイルドとしても伝奇アクションものとしても探偵ものとしてもなんだか中途半端な感じを受けた。

    設定、キャラクターともに説明不足。
    キャラクターはシリーズが進んで行くと肉付けされていくのだろうが時代設定がいまいちピンとこない。

    エピソード0は以前に異形コレクションで読んでいて舞台設定は面白そうだと思った記憶があるが詳細は覚えていない。
    なんとも不親切な作りのシリーズ物だな。

    どれだけ続くか分からないがあと1、2冊は読んでみよう。

  • (収録作品)続・真朱の街(牛鬼篇)/神無しの社/皓歯/炎風/妖魔の敵

  • 従来の妖怪 vs 人間の呪だけでなく、科学技術も話に組み込むという試みは面白いが、やや若者限定風か。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/13960231.html

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