黒い羽 (光文社文庫 ほ 4-10)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334767945

感想・レビュー・書評

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  • ホラー「小説」って難しいなぁって思いました
    誉田哲也さんの初期の頃の作品だそうでグロいのに描写が巧みで読みやすいという不思議な文体はすでに完成されていたのかな?

    にしても文字で臨場感を出すのはなかなか難しいよね
    映像作品だったらまた違ったのかもしれませんがね
    設定もちょっとなんだかな~って感じでした
    怖くは…なかったかな

    最近誉田哲也さんのは評価が低いのばっかり読んでる気がするな
    ブクログ本棚未登録の『ジウ』でも読み直すかな

  • 誉田さんの残虐的部分炸裂

    読んだあとの後味の悪さ絶妙…

  • ストーリーの運びは巧みで一気に読み終えたけど、何だかなぁ。どうにも後味が悪い。エピローグも取って付けた感が否めないしね。いろんな「なぜ?」がうまく解消されていない気がするんだ。

  • クリーチャー物でした

    生まれたときからの 皮膚疾患で悩まされていた主人公 なにをしても直らずひどくなる一方 ある時治療法を模索している機関があり そこでの治療を進められる 同じ病気の人たちと医者とで 山奥の施設に向かうが・・・ かなりの殺戮系のお話でしたね 自分は そうゆうの平気というか 好物なのですが 無理な人は 無理だろ~な

  • 著者が得意とするホラーだった。一気読みできるのだが、物語の背景や原因をもう少し掘り下げて欲しかった。終わり方としてはいいかな。

  • うーん。。
    ジウやストロベリーナイト系の話が好きで読み始めたのだけど、ナンセンスホラーだった
    黒い羽って。。そういうことかぁ。。

  • 誉田さんの作品らしい怖さが。
    死体が出てきすぎてこちらも麻痺してくる。
    現実離れしているが、ありそうで怖い。

    そして最後、黒い羽ってそういう意味かと…。

  • まるで翼をちぎられたような黒い瑕。
    その瑕のせいで子ども時代はいじめられ、大人になっても苦しめられる日々。
    あらゆる治療を施しても治る気配のない瑕に、担当医が提案した遺伝子治療。
    その研究所へ向かうバスが事故に遭い、生存した4名で研究所へ向かうが…彼女たちを待っていたのは、見るも無惨な死体たちだった。。


    ジャンル的にはホラーで、黒誉田さんになるんだと思いますが…読後感は良いというか、いろいろ考えされられる作品でした。

    普通に生きることの難しさ。
    普通に生活できることの有り難み。

    たくさん考えました。
    いろんな見方があると思いますし、いろんな選択があると思います。

    結末は心があったかくなりました。

  • ホラー?
    展開は早いんだけど、なんだか深みがない話だった。

  • ストロベリーナイトシリーズ以外を読むのは初めて。

    研究所内での緊張感はとても面白かったけど、疾患の内容が唐突すぎてあまりついていけない。
    終わりも綺麗に締めた感じだけど、あまりすっきりしなかった。

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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