舟を編む (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 8135
レビュー : 788
  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334768805

感想・レビュー・書評

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  • 先に会社の方から DVDをお借りし、映画を見ていた。
    映画の世界観が素晴らしく、何て美しい物語なのだろうと思っていた。

    小説もぜひとも読んでみたいと思っていたところ、会社の方から貸していただくことができた。

    簡単に言ってしまえば、国語辞典を作る それだけの本であるが、
    映画でもそうであったように、まじめくんの人となりにとても好意を持った。

    まじめくんを取り囲むすべての登場人物も生き生きとし、
    それぞれ個性は強いが、とても清々しく感じた。

    映画とは違い、小説では登場人物の心の機微に触れることが出来る。
    映画は映画の、小説には小説ならではの良さがあり、どっぷりとこの物語に浸かることが出来た。

    良書!

  • 好きだなー。好きな人多いと思う。
    個性的な人の集まりなのに、うまく調和してる感じが伝わってきて、読んでて心地よい本でした。

  • 穏やかに読ませます。
    自然と微笑んでしまう。

    読後感もとてもいいです。

  • 勉強の際に嫌々ながら引いていた辞書。
    今なら違う思いで辞書を「読める」気がします。

  • クスリと笑えるところも多く、読後感が良い。登場人物もみんな良かった。主人公の馬締さんはじめ、辞書編纂に情熱を注ぐ変人タイプと、西岡さんや岸辺さんのような一般人タイプ。変人の情熱と、ツッコミを入れる一般人の自由な視点が読んでいて面白かった。

  • 辞書編纂のあれこれも人間模様も、面白かった。
    どの人も一癖あるとはいえ「こんな人どこかにいそうだなぁ」と思えるのに、かぐやさんだけは馬締のために都合よく作られたキャラという感じがしてしまって残念。
    西岡は嫌いなキャラだなぁと思っていたのに、読み進めていく内に一番好きなキャラになっていて、良い意味で裏切られる感じがとても良かったです。

  • このタイトルは、ずっと本屋で気になっていたんだけど
    小説じゃないものを読みたいブームがあって
    ひとまず棚上げになっていたんですよね。

    で、久しぶりに小説を読みたいブームがやってきて
    そやそや、コレ読みたかってん。と。買いました。

    アニメになるんですって?
    うーん、この本の面白さを、アニメでどう表現するのかなぁ?
    ちょっと興味ありますね、とか言いながら見ないだろうけど(笑)


    とある出版社で辞書をつくるお話です。
    非常に地味で年月のかかる仕事を、愚直ともいえる姿勢で淡々とやり続ける主人公。
    地味な辞書作り部署から華やかな部署へ配置換えになり
    自分の存在価値を否定されたように感じる先輩。
    逆に華やかなファッション関連部署からの配置換えで
    都落ちしたかのように感じてしまう後輩。
    定年になっても、相談員のような形であっても
    夢見た辞書をつくるために協力を惜しまない前任者。
    これ以外に脇を固める人々も、みんないい味だしてます。

    仕事とは何か、評価とはなにか、生きがいとは何か、
    そんなことを考えさせられました。

    十数年をかけて、ようやく完成する新しい辞書。
    何故かワタシまで清々しい「やりきった感」を感じました。

    「舟を編む」このタイトルに込められた理念が素敵。

    ※ 最後におまけの主人公の恋文。
    ニヤニヤ読んでたけど、途中で爆笑。
    他社に思いを伝えることって、なかなか難しいものです。
    語彙があればいいってもんでもない。いやホントに。(笑)

  • 大渡海の編集に携わる人たちの人間模様がとても面白かった

    個人的には西岡に感情移入した

  • 好きなことに打ち込む人たちってなんて素敵なんだろう。
    自分も何か全てを懸けられるものに出会いたいと思った。
    言葉で「伝える」ことの大事さを改めて考えた一冊。

    登場人物もみんな素敵だった。特に西岡さん。

  • 古本屋で衝動買い。アニメ化・映画化もされた人気作。大手出版社に勤め、国語辞典の製作に情熱を傾ける青年の話。元から映像化を狙っていたのかと思うほど、登場人物の描写が類型的で薄っぺらいうえに、突飛で非現実的な設定が多いのが気になった。主人公の馬締は特に非常識な奇行や言動が多く、読んでいて気恥ずかしくなるほどだ。途中で10年近くもの時間を「省略」してしまうのもいただけない。そんなこんなでガッカリした一冊。

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著者プロフィール

三浦 しをん(みうら しをん)。
1976年、東京生まれの小説家。出版社の就職活動中、早川書房入社試験の作文を読んだ担当面接者の編集者・村上達朗が執筆の才を見出し、それが執筆活動のきっかけになった。小説家の専業になるまで、外資系出版社の事務、町田駅前の古書店高原書店でアルバイトを経験。
2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。2012年『舟を編む』が本屋大賞に選ばれ、翌年映画化された。2015年『あの家に暮らす四人の女』が織田作之助賞受賞。また、『風が強く吹いている』が第一回ブクログ大賞の文庫部門大賞を、2018年『ののはな通信』が第8回新井賞を受賞している。
Cobalt短編小説賞、太宰治賞、手塚治虫文化賞、R-18文学賞の選考委員を務める。最新刊に、『愛なき世界』。

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