舟を編む (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 8129
レビュー : 788
  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334768805

感想・レビュー・書評

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  • 覚書
    辞書を作り上げる→壮大な言葉の舟を編む、魅了された人々のお話。
    壮大なんだけど、言葉が大袈裟に感じ内容はなんだか薄く軽いイメージ。

  • 辞書編纂という題材その人間模様、面白いんだけど、色恋沙汰を書く必要があったのかなあ。ありきたりなラブロマンスを挟まれたので一気に冷めちゃった。

  • 夢中になることは素晴らしい・興味がなかったことであっても人の情熱に引っ張られて情熱が引き出されることがあるということはとても伝わりました。そういうところはとても共感が得れました。個人的には西岡君が一番好きでした。
    しかし、一方でちょっと強引じゃない?と思うところも多々ありました。世代の違いなのか(ちなみに今私は二十代後半です)、うーん?と思ってしまいました。
    以下、箇条書き。

    ・一つの辞書を作るのに13年ってかかりすぎでは?13年あったら時代もかなり変わる。特に紙の辞書とか買う人とかも時代と共に減りそうなのに、その辺りの描写が何もなかった。マーケティング的に大丈夫なのか?
    ・金がかかる辞書部門にお金を使いたくない出版社が『大渡海』出版までに様々な横やりが入ったと書かれているが一番手っ取り早いのは馬締さんを異動させることなのでは?そもそも13年もチームが変わらないというのがよく分からない。
    ・いよいよ出版!ってなるタイミングで松本先生の病気からの死。タイミングが良すぎ(悪すぎ)では?13年もあってそのタイミングかぁと思ってしまった。せめて病気の伏線とかがあったらここまで思わなかったかもしれない。
    ・仕事の内容が基本的に作業(それも紙)もしくは交渉しかないこと。この時代にパソコンとか使わないのかしらと思ってしまった。(メールの描写はあるけれども)
    ・一つの単語の抜け落ちから合宿に発展しているが、労働基準法的にOKなのか?皆プライベートを犠牲にしすぎでは…と心配になった。そもそもゼロからの見直しとか人件費もかかるだろうに即決で決められるものなのか。

    馬締さんが出版社の社長とかならまだ分かるのですが、一社員がここまで融通がきくものなのかと純粋に思ってしまいました。
    なんというか職人気質がバリバリで『良い物を作りたいんだー!!』という想いは感じられるのですが、それってでも売れるんですか?というのが最後までよく分かりませんでした。

    • hototogisu72さん
      辞書を作るという事についてここまで詳細に描くなら、ビジネス面での描写ももっと深いと良かったですよね。
      辞書を作るという事についてここまで詳細に描くなら、ビジネス面での描写ももっと深いと良かったですよね。
      2019/09/14
  • 盛り上がりもなく終わった感じ。これのどこが面白いんだろうか? 

  • 辞書の編纂という地味でたいへんな作業を明るく描いてるので、比較的楽しく読めるがなんだか全体的に進め方や描写が粗い感じ。改行や章が変わることなく次の行にはいきなり数年後や数ヶ月後の話が始まっているところや、もう少しその数年後に至るところのストーリーがだいぶ省略されている

  • いまいち。これだったら辞書製作のノンフィクションのほうが面白いと思う。

  • れんあい【恋愛】
    特定の異性に特別の愛情をいだき、高揚した気分で、二人だけで一緒にいたい、精神的な一体感を分かち合いたい、出来るなら肉体的な一体感も得たいと願いながら、常にはかなえられないで、やるせない思いに駆られたり、まれにかなえられて歓喜したりする状態に身を置くこと。

    これ、素敵だなぁと思った。

    辞書を見る目が変わった。
    こうやって一生懸命仕事をするひとがいる限り、
    やっぱり紙の読み物ってなくならないんだろうなぁって思った。
    三浦しをんの小説はいつも知らない世界が見えるのがおもしろい。

  • 辞書編集というテーマが未知で惹かれたけれど、内容はうすっぺらい小説。脚本を読んでいるような「ライトノベル」。初めから映画・ドラマ化狙っていたの??

  • 辞書編纂という、今まであまり脚光を浴びなかった世界のお話。穏やかだけど登場人物の情熱はかなり熱い。辞書の世界も深いんだなと。でも個人的にはあまり山場もなく終わってしまった印象。映画は面白いのかな...想像がつかないかも。

  • 2015年10月

著者プロフィール

三浦 しをん(みうら しをん)。
1976年、東京生まれの小説家。出版社の就職活動中、早川書房入社試験の作文を読んだ担当面接者の編集者・村上達朗が執筆の才を見出し、それが執筆活動のきっかけになった。小説家の専業になるまで、外資系出版社の事務、町田駅前の古書店高原書店でアルバイトを経験。
2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。2012年『舟を編む』が本屋大賞に選ばれ、翌年映画化された。2015年『あの家に暮らす四人の女』が織田作之助賞受賞。また、『風が強く吹いている』が第一回ブクログ大賞の文庫部門大賞を、2018年『ののはな通信』が第8回新井賞を受賞している。
Cobalt短編小説賞、太宰治賞、手塚治虫文化賞、R-18文学賞の選考委員を務める。最新刊に、『愛なき世界』。

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